テレワークに役立つリモートアクセスツール10選

 2022.05.11  Microsoft 365チャネル編集部

テレワークの推進に伴い、リモートアクセスツールを導入する企業が増えています。中には、何を基準にツールを選定すべきかと、導入に踏み切れていない企業担当者もいるのではないでしょうか。この記事では、テレワーク環境におけるリモートアクセスツールの必要性を解説するとともに、利便性の高いツール10選を紹介します。

テレワークに役立つリモートアクセスツール10選

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テレワークにおいてリモートアクセスを採用する意味

リモートアクセスとは、オフィス以外の場所から社内システムで管理しているデータや、アプリケーションなどにアクセスするための仕組みです。リモートアクセスを採用すれば、従業員は自宅でプライベート用のパソコンを用いて社内業務に取り組めます。

テレワーク環境下におけるセキュリティ対策としても、リモートアクセスは有効です。外部から社内システムやデータへアクセスするときには、適切な方式を用いて安全性を確保しなくてはなりません。そのため、これまで気密性の高いデータをやり取りする際は、社内ネットワークに限定されるケースが大半でした。

しかし、働き方の多様化が進む昨今、従来のやり方のままでは作業の効率化が実現するとは考えにくくなってきたのです。このような課題を解決する手段として、注目が高まっているのがリモートアクセスツールです。

高度なセキュリティシステムを構築したリモートアクセスツールを採用すれば、サイバー攻撃やマルウェアの感染といった脅威に十分な対策を講じながら、業務効率化を実現できるでしょう。

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テレワークに役立つリモートアクセスツール10選

リモートアクセスツールにはいくつかの種類があります。社内で使用するパソコンの画面をインターネット経由で社外へ転送する方式や、データが端末に保存されないブラウザを通して社内システムに接続する方法、インターネット上に設定した仮想の専用線を使って社内ネットワークにアクセスするなど、大きく分けると3つのタイプに分かれています。

サービスによって使える機能や料金も異なるため、多角的な観点から比較して、自社にマッチしたものを見極めることが大切です。

MagicConnect

MagicConnectは、累計15,000社以上の導入実績を誇るリモートアクセスサービスです。画面転送方式が採用されており、プライベート端末から社内のデスクトップパソコンへアクセスしてオフィス環境と同じように業務を遂行できます。

USBキーを挿すだけで利用できる「USB型」、会社から貸与された特定の端末を使用するときに適した「端末認証型」、特定のパソコン1台のみを使う際の「モバイル型」といった3つのラインナップから選択できます。それぞれ、パソコン・タブレット・スマートフォンからリモートアクセスを実現でき、多要素認証やウイルス防止機能、ファイル転送禁止機能など、セキュリティ対策も万全です。

初期費用はUSB型が15,000円~、端末認証型は10,000円~、モバイル型は5,000円~となっており、年間使用料はUSB型と端末認証型が18,000円、モバイル型が12,000円です。

・MagicConnect
https://www.magicconnect.net/product/

TeamViewer

TeamViewerは、世界中で25億以上もインストールされており、あらゆるOSに対応しています。多様なプラットフォームで機能し、IoTデバイスのリモートメンテナンスや、サーバーにアクセスして管理・保守作業を行うことも可能です。

暗号化や2段階認証をはじめとした高度なセキュリティ環境が整備されているため、安全に社内システムやデータへアクセスできます。会社のパソコンを遠隔操作して業務に取り組めるため、これまで社内の端末でしか行えなかった重要な業務でも、自宅にいながら遂行できるため、テレワークの効率化が実現するでしょう。

価格は依頼の内容によって異なりますが、テレワークプランの年間契約では10人~の利用で月々の支払いは28,750円が目安となっているようです。端末は3台まで接続可能となっています。

・TeamViewer
https://try-jp.teamviewer.com/ja-202006-telework/

OneOffice スマートコネクト

テレワーク時のさまざまな課題解決に有用なOneOffice スマートコネクトでは、従量課金制が採用されており、コストの最適化が期待できるサービスです。デスクトップ画面を暗号化して転送するため、モバイルデバイスを利用してオフィス内のパソコンを安全に遠隔操作できます。

低帯域でもスムーズにリモート操作が行えます。また、社内ネットワークに変更を加えずにすばやく導入できる点も魅力です。遠隔で操作するデバイスには情報が保存されないため、漏えいのリスク対策としても有用です。

1アカウントあたり3,000円の初期費用と、1日100円の利用料、毎月100円のアカウント管理料が発生します。月額最大1,500円の上限が設けられているため、利用量の多い月でも安心して使えるでしょう。なお、CADアプリのリモート操作にも対応しているため、迅速な顧客対応が実現できるのも特長的です。

・OneOffice スマートコネクト
https://www.oneoffice.jp/service/smartconnect/

セキュアリモートアクセス

セキュアリモートアクセスは、既存のインターネット環境を使って安全性の高い接続を可能にするサービスです。従業員のプライベート端末を業務に利用するBYODを推進している企業に向いています。煩雑になりがちなデバイスの管理や、セキュリティ面でのリスクといった課題を解決します。

特定のデバイス間との通信をカプセル化するVPN回線の使用と、デバイスを一元管理するMDMの組み合わせにより、企業が把握していない端末や外部サービスへの接続を防止してセキュリティを強化するのが特長です。第三者への情報漏えいや不正なアクセスを防ぐさまざまな機能が搭載されています。

利用料金はID単位となっており、3,300円(税込) の初期費用と、1,650円(税込)の月額料金が発生します。

・セキュアリモートアクセス
https://www.nttpc.co.jp/service/mastersone/remote/plan/

CACHATTO

ハイブリッドワークの実現には、CACHATTOがおすすめです。社内PCの遠隔操作を可能にする「リモートデスクトップ」、プライベート端末にアプリケーションをインストールするだけで利用できる「セキュアワークスペース」のほか、モバイル端末を使った軽微な作業に適した「セキュアブラウザ」といったプランが用意されています。

部門ごとの業務に合わせて柔軟に組み合わせるなど、自社のニーズに合わせてサービスを選択できるのがポイントです。端末にデータが残らないだけでなく、多要素認証やスクリーンショット防止機能、暗号化などさまざまな機能で情報漏えいリスクを低減します。

料金は公開されていないので、導入を検討する際は公式サイトから問い合わせて見積もりを提示してもらうとよいでしょう。なお、お試しで利用できる無償版も用意されています。

・CACHATTO
https://www.cachatto.jp/buy/

Slashtop Business

Slashtop Businessは、iOSやAndroid、Windows、macなどあらゆるOSに対応したリモートワークツールです。CPUへの負担が大きな作業も遠隔でスムーズに実行でき、ユーザーの増加にも柔軟に対応できる拡張性を備えています。

従来のリモートデスクトップには、操作画面にタイムラグが生じることも少なくありませんでした。しかし、AWS(Amazon Web Services)、GCP(Google Cloud Platform)といった世界的に接続拠点を持つサーバーを採用することにより、高速なアクセスが可能になっています。2段階認証・デバイス認証・セキュリティの自動更新など、高度なセキュリティ対策が講じられています。

料金は公開されていないため、導入を検討するサインは事前の見積もりを依頼してみましょう。無料トライアルが用意されているので、実際に利用して機能や操作をチェックしてみてください。

・Slashtop Business
https://www.splashtop.co.jp/products-service/business.html

ISL Online

ISL Onlineは、国内2,000社以上、世界100ヵ国300,000社以上の導入実績を誇るソリューションです。クラウドで手軽に導入でき、ヘルプデスクやテレワーク、遠隔デモンストレーションなど幅広いシーンで利用できるのが特徴です。

常駐接続やWeb会議機能など、1ライセンスでさまざまな機能が利用できます。すべてのデータ通信が暗号化されるだけでなく、オペレーターの利用制限や2段階認証など、最大限のセキュリティ対策により安全性も確保されています。

ライセンスは同時接続数に応じて選択できるようになっており、500分単位で購入できる50,000円の「プリペイドクーポン」は同時接続数が無制限、年額150,000万円~の「パブリッククラウド」、LAN内に限定した接続や専用サーバーでの運用・管理に適した年額500,000万円~の「オンプレミス」では、それぞれ利用できる接続数は1です。

要件に応じてオンプレミスサーバーを展開できる「プライベートクラウド」は要見積もりとなっているので、公式サイトから問い合わせてみてください。

・ISL Online
https://www.islonline.jp/purchase.html

RemoteView

RemoteViewは、インストール不要でスピーディーなリモートアクセスを実現するサービスです。遠隔画面ロックによる覗き見防止機能を実装しており、重要データの漏えいを防止します。

使いやすさに定評があり、シンプルなプラットフォームデザインで誰でも簡単に使える操作性の高さが魅力です。チャートによる稼働状況の可視化やリアルタイムのモニタリング、適切なアクセス権限の付与など、リモートワークに役立つ機能を豊富に備えています。

3つのプランが用意されていて「Standardプラン」が月額1,100円、「Enterpriseプラン」が年額12,000円、「RemoteWOLプラン」は1台あたり36,000円で利用できます。

・RemoteView
https://content.rview.com/ja/

IIJ GIOリモートアクセスサービス/タイプA

クラウドで利用できるIIJ GIOリモートアクセスサービス/タイプAは、デバイスを問わず社内のネットワークへ安全にアクセスでき、範囲を限定したスモールスタートも可能なサービスです。

ランダムに数字や文字が並んだ表を利用したマトリックス認証のほか、接続時間帯をはじめとする細かいアクセス制御により、リモートアクセスの安全性を確立します。24時間365日の運用監視はIIJに一任できるなど、運用コストの最適化にも有用です。

料金の目安は100セッション300ユーザーの場合、初期費用が210,000円~、月額費用は82,800円~となっていますが、詳しい料金については公表されていないため、見積もりを依頼するなどして問い合わせてみましょう。

・IIJ GIOリモートアクセスサービス/タイプA
https://www.iij.ad.jp/biz/gam/menu.html

moconavi

導入実績1,300社を超えるmoconaviは、幅広い業界で利用されているリモートアクセスサービスです。セキュリティリスクを軽減するための堅牢なシステムが構築されており、操作性に優れているのも魅力です。

用意されている50を超える機能から、自社の用途に適したものを選択できるなど、柔軟性に優れています。また、導入から運用までにかかる期間も短縮でき、連携可能なサービスも豊富です。Microsoft365やTeamsといった日常的に使用しているソフト、社内のオンプレミスで稼働しているアプリケーションともスムーズに連携できます。

費用は公開されていませんが、30日間の無料トライアルが用意されているので、実際に使ってみてから問い合わせてみるとよいでしょう。なお、トライアル期間中もカスタマイズに関するサポートを受けられるため安心して利用できます。

・moconavi
https://moconavi.jp/

まとめ

テレワークの安全な接続と業務効率化の実現には、リモートアクセスツールが有用です。また、効率的に業務を進めていくには、既存のツールと連携しやすいかどうかも重視しなければなりません。Microsoft 365を活用しているのなら、連携性に優れたmoconaviを導入してみてはいかがでしょうか。

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