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チャットボットのツールやサービスを比較してみる

昨年に引き続き、2019年のITトレンドとして注目されているのが「チャットボット(Chatbot)」です。チャットボットとは、チャットスペースにおいてユーザーが送信したメッセージに応じて、適切な返信を行うプログラムのことを指します。

チャットボットは一種のAI(人工知能)なので、プログラムを作成するためにはPythonなどのプログラミング言語を使用し、メッセージを処理して適切な回答を返すソースコードを構築する必要があります。しかしながら、チャットボットを活用したいすべての企業がそうした技術を持っているわけではないので、それではチャットボット活用企業がIT系企業に限定されてしまいます。

そこで今回ご紹介するのが、チャットボットを簡単に作成するためのツールやサービスです。幸い、AI技術が無い企業でもチャットボットを作成できるツールやサービスは多く提供されており、目的に応じて選ぶことで、ビジネスに最適なチャットボットを導入することができます。それではチャットボット作成のためのツールやサービスを紹介していきます。

Microsoft Teams Rooms ソリューション一覧

チャットボットツール(サービス)比較

Chat Dealer(チャット・ディーラー)

チャットボットツールを提供している株式会社ラクスは、クラウドサービス全体で50,000社以上の導入実績を持つ企業です。もちろん、Chat Dealerに関してもクラウドサービスとして提供されています。誰でも簡単に使用できるように、直感的に操作できるインターフェースを徹底的に追及しており、チャットボットの構築も視覚的に、簡単に設定できるようになっています。「使いやすさ」と「知名度」では、業界最大のチャットボットツールです。

料金情報

初期費用+月額費用(詳しい料金は要お見積り)

SupportChatobot(サポート・チャットボット)

三井住友リアリティ株式会社やオリックス自動車株式会社など、大手企業のWebサイトを中心に採用されているチャットボットツールです。ちなみに、提供企業の株式会社ユーザーローカルは東証マザーズに上場しています。詳しい料金については資料請求が必要になりますが、低価格を売りにしており、サポートやカスタマイズが無料で提供されています。料金を気にせずチャットボットを広範囲に活用したいという企業向けです。

料金情報

詳しい料金は要資料請求

sinlco(シンクロ)

sincloはWebサイト組み込み型のチャットサポートツールですが、同時にチャットボット機能を搭載しているため、Webサイト経由にビジネス効果を最大化できるというメリットがあります。実際の導入実績では、導入から1年3ヵ月でチャットボット経由での売上が1億円を突破したという事例もあります。

料金情報

プラン

ベーシック

スタンダード

シェアリング

プレミアム

初期費用

無料

無料

無料

無料

月額費用(税別)

1IDあたり

12ヵ月契約

5,800円/月

12ヵ月契約

9,800円/月

12ヵ月契約

9,800円/月

12ヵ月契約

12,800円/月

6ヵ月契約

6,400円/月

6ヵ月契約

10,800円/月

6ヵ月契約

1,0800円/月

6ヵ月契約

14,000円/月

3ヵ月契約

6,800円/月

3ヵ月契約

11,800円/月

3ヵ月契約

11,800円/月

3ヵ月契約

15,400円/月

Calling(コーリング)

Web会議システム、オンライン商談、チャットサポート、チャットボットなど多様化したデジタルコミュニケーションを統合したチャットボットツールです。クラウドサービスとして利用でき、様々なチャネルから統合的なコミュニケーションを実現します。

Web会議」について調べてみよう!

料金情報

初期費用100,000円+運用費用月額11,800円(1ルーム)~

hitobo(ヒトボ)

LINEやFacebookといったSNSでの運用も可能なチャットボットツールです。機能面はシンプルですが、用途に合わせて運用できるため、ビジネス効果を最大化できます。プログラムの作成方法はFAQを画面上に入力するか、CSVでアップロードするだけ。初心者でも簡単にチャットボットを活用できます。

料金情報

非公開のため要お問い合わせ

AI.Bis(アイビス)

AIをフル活用したチャットボットツールであり、Webサイト訪問者の企業情報を取得し、大型案件につながる可能性の高い顧客を自動で判別して、オペレーターに表示します。Webサイト上の営業活動を24時間行えるのが魅力です。

料金情報

初期費用(お問い合わせ)+月額費用29,800円(2ID分)~

FirstContact(ファースト・コンタクト)

Watson Assistantの各機能に対応しており、高度なAI活用によるチャットボットが作成できます。Webチャットはもちろん、LINEやFacebookといったSNSにも対応してるのがメリットです。

料金情報

プラン

スタンダード

プレミアム

プロ

月額費用

2,980円

12,000円

25,000円

初期費用

無料

チャットボットを活用するメリット

いかがでしょうか?一口にチャットボットといっても、ツールを提供している企業によってその特徴や料金は大きく異なるので、機能性とコストバランスを考慮して、自社に合ったチャットボットツールを選択することが大切になります。では、チャットボットをビジネスで活用するメリットとは何でしょうか?

たとえばWebサイトにチャットボットを組み込むと、デジタル接客を自動化することが可能になります。特定のWebサイトへアクセスした際に、画面隅にチャットスペースが登場し「何かお手伝いできることはありませんか?」などのメッセージが届いたという経験はないでしょうか?これはチャットボットツールを活用したサービスであり、Webサイトに訪問したユーザーの疑問を効率良く解消することができます。

それはデジタル接客の質を均一化することに繋がり、Webサイト経由の売上を最大化するための戦略にもなります。

社内サポートデスクでチャットボットを活用する事例も増えています。情報システム部門に寄せられる数々の問い合わせの中には、システムやアプリケーションの基本操作に関するものが多く、対応が重複しています。ここにチャットボットがあることで、対応を自動化することができ、情報システム部門の生産性を大幅に向上できます。

このように、チャットボットツールの活用方法は非常に多様化しているので、まずは自社においてどのような活用方法が合っているかを考えてみましょう。その上で、チャットボットツールがどれくらいの効果を生み出すかを算出し、各ツールを比較した上で自社にとって最適なチャットボットツールを選んでいくことがポイントになります。

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