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Exchange Onlineプラン1とプラン2の違い

Exchange Onlineとはビジネスマンにとって使い慣れたインターフェースと最適化された機能で、あらゆる企業にフィットする"ビジネスメール”を提供するためのサービスです。ブラウザベースで提供されるインターフェースはOutlookそのものであり、使い慣れた環境をクラウドサービスとして導入することができます。

そんなExchange Onlineでは2つのプランが提供され、それぞれに機能面や料金面の違があります。

今回はこの2つのプランを比較しつつ、皆さんにとって最適なExchange Onlineを提案していきたいと思います。

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Exchange Online機能面での違い

まずはプラン1とプラン2が持つ機能を詳細に比較してみました。ユーザーのニーズによって求める機能が異なりますので、現状課題と照らし合わせながらご覧ください。

Exchange Online機能面での違い

まず注目していただきたいのは容量の違いです。ユーザーごとのメールボックスに関してはどちらも50GBと大容量で提供していますが、プラン2ではさらにインプレースアーカイブが容量無制限で提供されています。ちなみにインプレースアーカイブとは一般的に言うアーカイブフォルダです。

一度読み終わって重要度の低いメールはどんどんインプレースアーカイブに入れていけばいいので、容量を気にせず受信トレイを常にスッキリさせておくことができます。メールの整理術として"重要度の低いメールはアーカイブ”というのは基本ですので、容量無制限でかなり重宝するかと思います。

もう一つ注目していただきいのがセキュリティ性の違いですね。プラン2ではいわゆるDLP(データ損失防止)機能を実装しているので、万が一メールで機密情報が漏れそうになってもExchange Onlineがストップをかけてくれます。

個人情報や重要ファイルを送信する際は警告を発し、管理者の権限をかけるかなどの設定もできるので、内部不正や過失によるメールからの情報漏えいを防ぐことができます。情報漏洩事件の8割は内部に原因があると言われているので、効果的にセキュリティ性をアップさせることができるでしょう。

Exchange Onlineプラン1はこんな企業におすすめ

プラン2と比べるとやはり機能的に差異がありますが、一般的なビジネスメールサービスとして見ればかなり優秀です。例えばGoogleが提供しているグループウェアG Suiteではビジネス用GmailやGoogleドライブ全体で容量が30GBであるのに対し、Exchange Onlineプラン1ではメールボックスだけで50GBを提供しています。

また、Outlookとの連携や共有予定表、会議予約機能などが実装されていると、やはりビジネスメールサービスとしてかなり優秀です。

従って社内にあるOutlookを活用しつつ、クラウドとしてのビジネスメールサービスを導入したいという企業におすすめです。もちろんOutlookがない環境でもExchange Onlineプラン1を導入するだけで多くのメリットを享受できるでしょう。

価格はユーザー当たり月額440円で利用できるので、リーズナブルに導入することができます。

Exchange Onlineプラン2はこんな企業におすすめ

Exchange Onlineプラン1と同様の機能に加え、容量・利便性・セキュリティ性がアップしているExchange Onlineプラン2では、エンタープライズ向けのビジネスメールサービスを求めている企業におすすめです。

特にセキュリティ性を重視している場合は、Exchange Online自体のセキュリティ体制が堅牢なことに加え、DLP機能を提供することで内部からの情報漏洩も防ぎます。つまり導入するだけでビジネスメールのセキュリティ性を自然とアップさせることができるということにもなるのです。

サイバー攻撃が深刻化している現代だからこそ、リソースの限られている企業はExchange Onlineプラン2のようにセキュリティ性の高いクラウドサービスを導入することで、セキュリティ対策を取ることは賢い選択ではないかと思います。

価格はユーザーあたり月額870円とプラン1の倍近くありますが、同時にセキュリティ対策が取れることを考えるとお得と言えるでしょう。

忘れてはいけないOffice 365

Office 365とはExchange Onlineを含む複数のサービスとOfficeアプリケーションを提供する、Microsoftのグループウェアサービスです。

なぜOffice 365を忘れてはいかないかと言うと、例えばOffice 365 Business EssentialsではExchange Onlineプラン1に加えSharePoint OnlineSkype for Businessといったサービスを同時に提供しています。しかも、ユーザーあたり月額540円でExchange Onlineプラン1と100円しか差はありません。

またOffice 365 Business Premiumはユーザーあたり月額1,360円でBusiness Essentialsの前サービスに加え、ExcelやPowerPointといったOfficeアプリケーションまで提供しています。

Exchange Onlineを検討する際は同時にOffice 365も検討し、自社にとって何が最適なのかを選ぶことが重要です。

まとめ

いかがでしょうか?機能面、料金面でも大きな違いのあるExchange Onlineプラン1とプラン2ですが、自社のニーズをはっきりとさせておけばどちらの最適なのか自然と答えは出ると思います。じっくりと検討した上で最適なプラン、ならびにサービスを選んでいきましょう。

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