Office 通常版とアカデミック版の違いについて

 2016.10.06  Office365編集部

Microsoft Officeには様々なエディションがあり、その中に教育機関向けに提供されているアカデミック版があります。「アカデミック版=低価格で買える」というイメージが強いです、通常版との違いは他にどのようなものがあるのでしょうか? 

今回は通常版とアカデミック版の違いについて比較していきます。 

Mircrosoft Officeアカデミック版に関する9つのこと

アカデミック版の購入対象者

一般的に教育機関向けと言われていますが、実は教育に携わっているすべてのユーザーが購入できるわけではないのです。まず条件として小・中・高等教育の学生及び教職員、大学生および大学の教職員、幼稚園生及び幼稚園の教職員がである必要があります。 

つまり保育園の園児及び教職員や塾講師、財団法人、基金訓練などはアカデミック版の条件に該当しません。

アカデミック版を購入するには学生証が必要

アカデミック版を購入するためには学生証もしくは健康保険証、教職員なら在籍証明証などが必要です。他人が学生証や在籍証明証などを借りて購入することはもちろんできません。 

インターン生に購入させるのはライセンス規約違反

アカデミック版はあくまで教育及び個人利用を目的とした上で購入することを許可しています。つまり商用利用ではライセンス規約違反に値するということです。 

従ってインターン生にアカデミック版のライセンスを購入させ、業務に利用することはできません。ライセンス規約違反が発覚すると賠償金を請求されるケースがあるので十分に注意しましょう。

教育機関を卒業した・辞職した場合も利用可能

在学中に購入したアカデミック版も卒業や辞職と共に使用できなくなるわけではなく、そのまま利用しつづけることができます。しかし個人利用目的に限定され商用利用するとライセンス規約違反になるので注意しましょう。 

職業訓練学校では一部購入可能

一般的な職業訓練学校ではアカデミック版の購入はできませんが、職業能力開発促進法で定められた各種職業訓練学校ならびに大学共同利用機関法人では購入が許可されています。 

例えば航空大学校、海員大学、農業者大学校などが該当します。 

代理で購入することは不可能

第三者が購入者の学生証や在籍証明書を借り、代理で購入することはできません。あくまで購入者本人が証明できるものを提示して購入しなければならないのです。 

Microsoft製品関連お役立ち資料

アカデミック版は譲渡することができる

アカデミック版は同じ購入対象者であればライセンスを譲渡することができます。しかし対象外のユーザーへは譲渡できないので注意しましょう。

Office 2016ではPOSAカードのみ購入できる

Microsoft Officeと言えばインストールメディアとプロダクトキーが付属するパッケージ版が一般的ですが、Office 2016ではパッケージでの販売が廃止されダウンロードとPOSAカードでのみ購入可能となりました。 

POSAカードとはプリペイドカードのようなものであり、購入することでプロダクトキーを取得しOffice 2016を利用できるようになります。そしてアカデミック版はこのPOSAカードでしか購入することができません。 

理由は学生証や在籍証明書の確認を確実に行う事ができるからでしょう。これまではダウンロードでも購入することができましたが、借りた学生証や在籍証明書で購入するユーザーが少なからず存在しました。 

そこでPOSAカードのみの販売にすることによって、店頭で本人確認を行えるのでライセンス規約違反を無くすことができるのです。 

Office365でも提供されているアカデミック版

アカデミック版のOfficePOSAカードだけでなく、サブスクリプションのOffice 365でも利用することができます。サービスの正式名称は「Office365 Education」で毎月の利用料を支払うことで利用できるというものです。 

ただし、Office 365 Educationは学生や教職員が個人で導入できるものではなく、あくまで教育機関向けのサービスとなっています。 

通常版との違いは価格だけ?

アカデミック版で利用できるOfficeアプリケーションはWordExcelPowerPointOutlookOneNotePublisherAccess7つ全てを利用するとができます。通常版とアカデミック版でOfficeアプリケーションにおける違いはありません。 

では違いがあるのは価格だけなのか?というと、そうでもないのです。

例えばOffice Professinal Plus 2016では上記7つのOfficeアプリケーションに加えSkype for Businessやセルフ型ビジネスインテリジェンスなどビジネスシーンに最適化されたサービスがサポートされています。 

つまり通常版ではビジネスに特化した機能があり、その点でもアカデミック版と区別することができるというわけです。

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ビジネスでの利用ならOffice 365がいい理由

通常版及びビジネス向けとしてOfficeを導入するのであれば、近年ではボリュームライセンスではなくOffice 365が注目を集めています。なぜなら、Office 365ではボリュームライセンスでは提供することのできないサービスが満載だからです。

インストール台数が最大15デバイス

Office 365ではPC・タブレット・スマートフォンの各5台ずつにOfficeをインストールすることができます。ボリュームライセンスでインストールできるのは最大2デバイスなので、この数字は圧倒的ですね。 

トータル的に低コストになることが多い

たとえば次期バージョンのOfficeがリリースされる度に購入しなければならない環境では間違いなくOffice 365がお得です。Office 365は常に最新バージョンのOfficeを利用することができるため、次期バージョンのリリース時も追加費用なしでグレードアップすることができるのです。

加えてクラウドサービスという特性上サーバ管理や運用が不要なので、人件費を削減してコストダウンにつなげることができます。 

Office 365なら常に進化していく

Office 365でインストールしたOfficeアプリケーションは、Microsoftから定期的に機能更新が行われます。つまり新機能などが続々と追加されていくので常に最新機能を使い続けることができるのです。 

ボリュームライセンスではセキュリティプログラムの更新はサポートされているものの、機能更新はされないのでOffice 365ならではのメリットです。

まとめ

いかがでしょうか?今回はMicrosoft Officeのアカデミック版について、そして通常版との違いを解説しました。インターン生がいる会社ではアカデミック版を購入させるとライセンス規約違反になるという点は十分に注意してところでしょう。 

そしてビジネスならやはりOffice 365が波に乗っていますね。気になる方はまず法人向けに提供されている6つのプランの違いから確認してみましょう。

ニーズに合わせて最適なプランを導入することができ、なおかつOfficeアプリケーションだけでなくグループウェア環境も手に入れることができるので注目です。

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