Office365 Enterprise E3とE4の違いって何?

 2016.10.24  Office365編集部

6つのプランで構成されているOffice 365の中で「Office 365 Enterprie E4」というプランを目にしたことがあると思います。しかし、Enterpriseラインナップには他にもE3などが存在するので混同しがちです。

そこで今回はOffice 365 Enterpriseラインナップの中からE3とE4の違いを紹介していきます。企業のニーズ別におすすめなプランも紹介しているので是非参考にしてください。

E4プランは既に廃止されていますが?

出鼻からで申し訳ないのですが、実はE4というプランは既に廃止されています。

これはMicrosoftのサポート情報からも確認できることですが、Office 365ユーザーの中にはまだE4を利用している方々がいるのです。

なぜならE4のサブスクリプション契約が完了していないユーザーに関しては、早急なプラン移行が求められていないためです。これによりこちらのページでは未だにE4に関する機能詳細などを紹介しています。

ですのでもしもOffice 365の中でもE4を導入したいと考えていた企業は、残念ながら他のプランを導入する他ありません。しかし気を落とすのはまだ早いでしょう。

E4は完全に廃止されてしまったというわけではなく、E5という新たなプランがパワーアップして登場したのです。

新たに紹介されているプランE5

E4からE5へとパワーアップしたことで変わったことは非常に多くあります。しかしまだ国内での取り扱いを開始していません。ただ魅力的な機能があるのでご紹介していきましょう。

「Cloude PBX」では従来のPBX環境をクラウドに置くことで情報システムとしての管理業務が激減します。「Meeting Broadcast」では最大1万人に会議をブロードキャストできるため、大規模な衆会やセミナーに活用できるでしょう。

「Power BI Pro」はE4での「Power BI for Office 365」のパワーアップバージョンであり、より快適かつ高度なデータ分析が可能です。「Delve」では各ユーザーのニーズが高そうなファイルを自動的に表示してくれます。

また「DLP(損失防止機能)」「eDiscovery」「Customer Lockbox」「Safe Attachments」などでセキュリティも一層強化されているのです。

つまりOffice 365ユーザーは今まで以上にビジネスに最適化されたプランを選べるようになったと言えますね。

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Enterprise E3との違いはなに?

では、プランE3とE5の違いはなんでしょうか?まずは比較表を用意したのでご覧ください。

E3とE5の違い

E3とE5の大きな違いは、「Power BI Pro」と「Cloud PBX」があるかないかですね。

先にも紹介しましたが「Power BI Pro」とはビジネスインテリジェンスツールであり、組織内に蓄積されるデータをシンプルかつ簡単に分析できます。インターフェースも非常に洗練されているのでこれまでのデータ分析をさらにレベルアップさせてくれるでしょう。

「Cloud PBX」はクラウド上にPBXを置くサービスです。そもそもPBXとは「内線から内線」や「外線から内線」などの通信網をコントロールするためのものであり、PBXの管理は意外と情報システムの負担になっている部分でしたね。これをクラウドで提供することにより大幅な業務効率化と労働生産性の向上が期待できるでしょう。

E3、E5がおすすめな企業とは?

ではE3がおすすめな企業とE5がおすすめな企業についてですが、これはデータ分析のニーズがあるかないかが最も大きいでしょう。

ビッグデータ時代と言われている近年において組織内に蓄積していくデータを分析し、事業拡大や顧客獲得に役立てたいという企業は非常に多いかと思います。こういった企業が必要とするツールがまずビジネスインテリジェンスです。

特にデータ分析エンジニアがいなければ独自にデータ分析を行うのは非常に難しいので、尚更必要となってきます。そこでやはり「Power BI Pro」の重要性が高まりますね。

「Power BI Pro」があればデータ分析に関する最低限の知識でビッグデータを取り扱えるため、必須ツールと言っていもいいでしょう。従ってデータ分析に対するニーズが高ければ間違いなくE5がおすすめです。

逆にデータ分析に対するニーズは低く、かつセキュリティに関してはしっかりとしてほしいという企業ならE3がおすすめです。「Power BI Pro」は提供されていませんがコンプライアンス対応やデータ損失防止などセキュリティ性は非常に高く、E3でも堅牢な環境を構築することができます。

加えてMicrosoftのデータセンターは国内にあり日本法に準拠しているので尚更安心して利用できるでしょう。

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まとめ

Enterprise E4は既に廃止されてしまったものの、E5が利用できればOffice 365ユーザーにとってはさらに選択肢が広がったと言えるでしょう。

また、現在E4のサブスクリプション契約がまだ完了していないというユーザーに関しては完了後にE3へと移行するか、あるいはE5へとアップグレードするかの選択肢が広がります。

E3への移行の場合は「Cloud PBX」をオプションとして追加するか、E3と「Skype for Business Plus」といった現行と同じ環境へと移行するかを選択することができます。この点もしっかりと検討して選択していきたいところですね。

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