Exchange Online独自ドメインの割り当てかた

 2018.03.06  Office365編集部

初めに、「ドメインって何?」という方のために簡単に説明します。ドメインとは分かりやすく言うと「インターネット上の住所」のようなものです。たとえばWEBサイトならば「https://Microsoft.com」といったURLでWEBサイトの所在地を指定しています。このうち青文字になっている部分がドメインにあたります。

メールアドレスなら「123456789@Microsoft.com」の青文字の部分がドメインです。このアドレスにメールを送信することで、メールサーバは「Microsoft.comというドメインを持つ組織の、123456789さんにメールを送ればいいんだな」と理解します。

ドメインには≪.com、.ne.jp≫など様々な種類があり、それ以前の文字列が他と重複しない限り、自由に取得できるのが特徴です。もちろん取得のためには費用がかかります。

Microsoftが提供するビジネスメールサービスのExchange Online、グループウェアのOffice 365ではこのドメインを独自に割り当てることが可能です。つまり企業が取得したオリジナルのドメインを、メールアドレスやWEBサイトに適用できるというわけです。

本稿では、そんな独自ドメインの割り当て方についてご紹介します。

Office 365に独自ドメインを追加する

まずは「Office 365ログインページ」から管理者アカウントのユーザー名とパスワードを入力してログインします。ちなみに一般ユーザーでは独自ドメインを追加できないので、必ず管理者アカウントでログインしましょう。

ログインが完了したら「管理者」メニューを開き、「設定」→「ドメイン」の順でクリックします。表示された画面で「ドメイン追加」をクリックして独自ドメインを入力しましょう。

契約しているドメインのWhois情報(IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報を、インターネットユーザーが誰でも参照できるサービス)で登録しているメールアドレスでの確認か、レコードを書いて確認するかを選べます。レコードとは契約しているドメインにOffice 365を関連付けるために定義された文字列です。

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レコードでの確認を選択するとTXTレコードまたはMXレコードが表示されます。特別な理由が無ければTXTレコードを控え、契約しているドメインのDNS(ドメイン名を管理するためのシステム)に控えたTXTコードを登録しましょう。

このTXTレコードがOffice 365側で確認されるとドメインの所有者として登録されます。Office 365に戻って「確認」をクリックし、TXTレコードを確認します。確認が取れると

次に進み、進まない場合はTXTレコードの反映に時間がかかっていると可能性があるのでしばらく待ちましょう。

次のステップに進むと独自ドメインの管理方法を選択できます。ここでは「自分で独自のDNSレコードを管理する」を選択しましょう。オンラインサービスを選択すると、その後のDNS設定は触れなくても、name Serverを変更する必要があります。

Office 365を利用するにあたって必要なレコードが提示されます。独自ドメインを契約しているDNSに設定する他、内部DNSを利用している環境であれば内部DNSにも設定しましょう。

以上で独自ドメインの追加が完了します。

独自ドメインに変更する

追加した独自ドメインは、そのままではWEBサイトULRやメールアドレスに反映されません。そのためには現在のドメインを独自ドメインに変更する必要があります。

独自ドメインに変更するためには管理者センターにて変更したユーザーをクリックし、「ドメイン」を追加した独自ドメインに変更します。追加した独自ドメインが既定のドメインに設定されていれば、プライマリメールアドレスも独自ドメインに変更されます。

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独自ドメインに変更するメリット

Exchange OnlineやOffice 365といったサービスに登録すると、規定では「onmicrosoft.com」というドメインが設定されています。既定のドメインがすでに存在するのに、独自ドメインに変更するメリットとは何でしょうか?

メリット1.WEBサイトとしての信頼が高まる

皆さんがOffice 365サービスを利用して外部公開用のWEBサイトを作成した場合、既定のドメインのままではユーザーからの信頼を得られない可能性があります。なぜならWEBサイトの信頼性を確認するにあたってURLを確認するユーザーが多いからです。

たとえばIT情報を発信するメディアサイトのURLが適当な文字列だった場合、ユーザーは「本当にIT情報サイトなの?」と不安を持つことが多いでしょう。対してURLが「https://ITinformation.com」といってURLならば、一見してIT情報サイトだということが分かります

もちろん、必ずしもURLがWEBサイトの目的に即したものかどうかだけでWEBサイトを100%信頼できるわけではありません。ただし評価のための一つの指標になることは確かです。

メリット2.企業として信頼が高まる

取引先のメールアドレスのドメインが「onmicrosoft.com」だったらと想像してみてください。おそらく、本当に企業として存在しているのか、あるいは健全な経営をしているのかと不安にならないでしょうか?WEBサイト同様にメールアドレスのドメインも、企業としての信頼を高めるために重要な要素です。

当然これも独自ドメインがあるからといって100%信頼できるものではないものの、評価の指標にはなります。

メリット3.WEBサイトのSEO対策になる

検索エンジンGoogleには、「検索結果上位10サイトに表示するサイトの中で同じドメインを表示しない」という規定があります。必ずではないにしろ、大方この規定が適用されるため、独自ドメインを設定していることは競合がいないということなので、WEBサイトを効率良く検索結果上位に表示できます。

独自ドメインを取得しよう

独自ドメインを取得するためには、「お名前.com」などのドメイン取得サービスを利用して、まずは取得したドメイン名が購入可能かどうかを確かめてみましょう。ドメインの種類も「.com」や「.jp」、「.biz」など様々なので、WEBサイトやメールアドレスの目的や用途によって適切なドメインを選択してください。

取得した独自ドメインはExchange OnlineならびにOffice 365に適用させ、ブランド力を高めてください。

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