Microsoft 365/Office 365の最適なプランの選び方

 2021.01.29  Microsoft 365チャネル編集部

自社の中でのコミュニケーションを活性化させるために、Office 365やMicrosoft 365を導入する企業が増加しています。しかし、ツールを導入する際、どのプランが自社に最適なのか分からないという方も多いかもしれません。本記事では、Office 365やMicrosoft 365の各プランの選び方について解説していきます。

Office 365 / Microsoft 365の選び方ポイント

Microsoftが提供するビジネスクラウドツール製品の選び方について解説します。必要とする機能や企業規模によって選ぶべきプランが変わってくるため、重要なポイントを押さえておきましょう。

従業員数が300名以上か否か

MicrosoftのOffice製品は、企業規模によって利用できる製品が異なります。従業員数300名以下の場合は中堅・中小企業向け、300名を超える場合はあらゆる企業向けの製品が利用可能です。

Office 365のプランの場合、企業規模ごとに利用できるプランは異なりますが、使用できる機能にあまり差はありません。ただ、セキュリティを重視する場合は、選ぶプランに気をつけましょう。Microsoft 365のプランの場合、中堅・中小企業向けとあらゆる企業向けのプランとでは、利用できる機能が大きく異なります。

選択するプランによって機能の数・種類が変わってくるため、企業規模に合ったパッケージを選択しつつ、必要な機能が搭載されているプランを選択することが大切です。

SSO、MDMのセキュリティ機能の有無の有無

SSO、MDM機能の有無で選ぶべきプランが異なりますので、いずれかの機能が必要な場合は、Microsoft 365のプランの中から選ぶことになります。

SSO(シングルサインオン)とは、ユーザーがIDとパスワードで1度ログインするだけで、ほかの連携アプリケーションでもアカウントがそのまま使えるという仕組みです。この仕組みにより、アプリケーションを変えるたびにログインする手間がなくなります。また、パスワードを管理する労力や使い回しのリスクを軽減することが可能です。

MDM(モバイルデバイスマネジメント)は、スマートフォンなどのモバイルデバイスを統合的に管理するシステムのことです。基本機能としてセキュリティ設定やソフトウェアの種類・バージョンを統一する機能が搭載されています。製品によってはデータ消去、端末の遠隔ロック、GPS機能で社員の居場所を把握する機能がついている場合もあります。MDM機能を使う利点は、端末紛失時などに情報漏えいや不正利用の防止などができる点です。

Microsoft 365には3種類のプランがあります。どのプランにもSSOとMDMの機能が搭載されていますので、企業規模に応じたプランを選択するとよいでしょう。あらゆる企業向けのプランにはE3とE5の2種類がありますが、フル機能を使いたい場合はE5を選んでください。Officeアプリケーションが使えればいい場合は、E3がおすすめです。

SSOやMDM機能が不要な場合は、Office 365などから必要な機能が搭載されているプランを選びましょう。

Microsoft Teams ワークショップ
どのプランを選んだらいい? Office365 / Microsoft365の選び方

Officeアプリケーションのみの利用か

利用するアプリケーションがOfficeアプリケーションのみかどうかが、プランを選ぶ上での一つの基準になります。WordやExcelなどが使えればいいという場合、Officeアプリケーションのみが搭載されているプランを選びましょう。

Microsoft Teams(以下、Teams)、SharePointなどのグループウェアを必要とする場合は、グループウェアのみのプランか、もしくはOfficeアプリケーション同梱プランのどちらかを選べます。

マルウェア対策の有無

マルウェア対策やクラウドアプリケーションの監視管理機能が必要かどうかによって、選択すべきプランが異なります。もし必要な場合は、両方の機能が搭載されているMicrosoft 365 E5を選びましょう。もう一つのプランであるE3には監視機能が含まれていませんので、注意しましょう。

Office 365のプラン一覧

企業規模別に提供されているOffice 365のプランについてご紹介します。

Office 365の中堅・中小企業様(従業員数300名以下)向けプラン

  • 「Remote Work Starter Plan」月額料金:399円 搭載機能:Teams、OneDrive(1TB)
  • 「Microsoft 365 Apps for business」月額料金:900円 搭載機能:Officeアプリケーション 、OneDrive(1TB)
  • 「Microsoft 365 Business Basic」月額料金:540円 搭載機能:Exchange Online、SharePoint Online、Teams、OneDrive(1TB)
  • 「Microsoft 365 Business Standard」月額料金:1,360円 搭載機能:Officeアプリケーション、Exchange Online、SharePoint Online、Teams、OneDrive(1TB)

「Remote Work Starter Plan」にはOfficeアプリケーションが付属していませんが、Web版を利用することができます。Web会議をすぐに始められるグループウェアのTeamsが搭載されており、リモートワークのためのビデオ・音声通話を導入したい場合におすすめです。

Officeアプリケーションのみを利用したい場合は「Microsoft 365 Apps for business」、グループウェアのみの利用なら「Microsoft 365 Business Basic」が最適です。Officeアプリケーションとグループウェアの両方が必要な場合は、「Microsoft 365 Business Standard」を選ぶとよいでしょう。

Office 365のあらゆる規模の企業様向けプラン

  • 「Microsoft 365 Apps for enterprise」月額料金:1,300円 搭載機能:Officeアプリケーション、OneDrive(1TB)
  • 「Office 365 E1」月額料金:870円 搭載機能:Exchange Online、SharePoint Online、Teams、OneDrive(1TB)
  • 「Office 365 E3」月額料金:2,170円 搭載機能:Officeアプリケーション、Exchange Online、SharePoint Online、Teams、OneDrive(無制限)
  • 「Office 365 E5」月額料金:3,810円 搭載機能:Officeアプリケーション、Exchange Online、SharePoint Online、Teams、OneDrive(無制限)、Power BI、Microsoft Defender for Office 365

Officeアプリのみを使いたい場合は「Microsoft 365 Apps for enterprise」、グループウェアのみが必要な場合は「Office 365 E1」がおすすめです。「Office 365 E3」には両方の機能が搭載されています。Officeアプリケーションやグループウェア機能に加えて、データ分析や製品のセキュリティ強化も必要なら、フル機能版の「Office 365 E5」 が最適です。プランのE3またはE5を選んだ場合、クラウドストレージのOneDriveの利用可能容量が無制限になります。

Microsoft 365のプラン一覧

企業規模別に提供されているMicrosoft 365のプランについてご紹介します。

Microsoft 365の中堅・中小企業様(従業員数300名以下)向けプラン

  • 「Microsoft 365 Business Premium」月額料金:2,180円 搭載機能:Officeアプリケーション、メール、グループウェア、オンラインストレージ機能、Microsoft Defender for Office 365、Azure AD/Intune、Windows Virtual Desktop

提供されているプランは1種類のみです。Officeアプリケーションやグループウェアなどの基本機能、Office 365環境のセキュリティ強化、SSO・MDM機能、仮想デスクトップクライアントを利用できます。

Microsoft 365のあらゆる規模の企業様向けプラン

  • 「Microsoft 365 E3」月額料金:3,480円 搭載機能:Officeアプリケーション、メール、グループウェア、オンラインストレージ機能、Windows 10 Device Guard、Windows Defender Credential Guard、Azure AD/Intune、Windows Virtual Desktop
  • 「Microsoft 365 E5」月額料金:6,250円 搭載機能:Officeアプリケーション、メール、グループウェア、オンラインストレージ機能、Power BI Pro、Microsoft Defender for
    Office 365、Windows 10 Device Guard、Windows Defender Credential Guard、Microsoft Defender  for Endpoint、Azure AD/Intune、Microsoft Cloud App Security、Windows Virtual Desktop

2種類のプランが用意されています。E5プランはフル機能版となっており、Officeアプリケーションやグループウェアなどの基本機能からSSO・MDM機能、クラウドアプリの監視・管理、マルウェア対策機能まで搭載されているプランです。

E3プランは機能がシンプルで、E5プランよりも安い価格で利用できます。OfficeアプリケーションやSSO・MDM機能などが使用可能です。

まとめ

ツールを導入する際は、自社に必要な機能が搭載されているプランを選ぶ必要があります。最適なプランを選ぶためには、製品の購入前に自社に必要な機能が何かを洗い出しておくことが大切です。

プランの選び方をまとめた資料もありますので、ぜひダウンロードしてご活用ください。

・「参考


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