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Office for iPadを使いこなしてみる!

2014年3月27日に提供開始されたOffice for iPadをご存知でしょうか?文字通り、マイクロソフトが提供するOfficeアプリケーションがiPadで使用できるものです。

それ以前、iPadでOfficeアプリケーションを使用するとなると簡易的なOffice Mobileしかなかったので、Office for iPadはリリースされたわずか5時間で米国のiPadアプリケーションランキングトップになっています。

今回はそんなOffice for iPadについて概説します。

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Office for iPadとは?

まずはOffice for iPadの基本から解説します。そもそもiPadには標準的にプレゼンテーションアプリが備わっています。その名は「Keynote」です。

かつて、Appleの創設者スティーブ・ジョブスが使用したことで「あんなスタイリッシュなプレゼンテーションがしたい」と憧れてiPadを購入したビジネスパーソンも多いでしょう。その影響から、iPadを導入した企業も多いかと思います。

しかし蓋を開けてみるとKeynoteは現代ビジネスにとって「使いにくいプレゼンテーションアプリ」でした。その大きな理由がOfficeアプリケーションとの互換性です。会社からiPadを支給されても、クライアントPCは大半がWindowsです。

そのため、基本的にはPowerPointを使用してプレゼンテーション資料を作成します。

iPadのKeynoteとは採用している文字コードが異なるので、PowerPointで作成したプレゼンテーション資料を開くと書式設定が変わったりレイアウトが崩れたり、そのままでは使い物にならないとい問題がありました。それでもKeynoteで使用するとなると、再度編集が必要になったので結果的にKeynoteというプレゼンテーションアプリは敬遠されるようになったのです。

ならば直接Keynoteでプレゼンテーション資料を作成すればよいではないかと、Keynote主体に切り替えたユーザーもいますが、ほとんどのビジネスパーソンはPowerPointを使用しているので、やはり最終的には互換性が問題になってきます。

プレゼンテーションアプリはやはりPowerPointというのが世界標準になっていたことが大きな原因ですね。

しかしながら、Office for iPadが登場したことでこの状況は一変します。Windows版のOfficeと限りなく高い互換性を持ち、Windowsで作成したプレゼンテーション資料をOffice for iPadで開いてもほとんどレイアウト崩れを起こしません。

加えてKeynote顔負けの美しいテンプレートも用意されているので、Office for iPadはたちまちiPadユーザーの人気アプリケーションになったというわけです。

Office for iPadで提供されるアプリと特徴

Office for iPadで提供されているアプリケーションは5つあります。それは次の5つです。

  • Word
  • Excel
  • PowerPoint
  • Outlook
  • OneNote

OneNoteとはマイクロソフトが提供するメモアプリで、最近のOfficeスイートには標準で含まれています。メモ画面を素早く起動してアイディアを書き留めたり、ノートとして使用したり色々な活用方法があります。

それではOffice for iPadの特徴(Word、Excel、PowerPointに焦点を当てて)をご紹介します。

OfficeドキュメントをiPadに直接保存できる

Word、Excel、PowerPointで作成したドキュメントをiPad上に直接保存することができます。なので電波が届きづらい向上や山岳地帯でも、事前にiPadにドキュメントを保存しておけば資料の閲覧・編集が簡単に行えます。

インターフェースがiPad用に進化している

Office for iPadのインターフェースはiPadに特化しています。iPadの液晶はパソコンよりも小さく、タッチパネルという特性上操作感が劣ってしまいます。そのためOffice for iPadはOffice 2013とOffice 2016のリボンUIを踏襲しつつも、iPadにより適したシンプルなインターフェースに仕上がっています。

たとえば表示機能が少し削られている反面、各機能のボタンが大きくなり指やスタイラスペンでタッチしやすくなっています。

音声認識と連携しディクテーションも声で行える

iPad向けのWordでは音声認識機能でディクテーション(書き取り)が可能です。iPadのソフトウェアキーボードが使いづらかったり、外部キーボードを接続しないと入力がんがてだという方に便利な機能です。

クラウドストレージと連携していつでも利用できる

Office for iPadはOneDriveをはじめとしたクラウドストレージと簡単に連携可能です。インターネットに接続さできる環境であれば、いつでもどこでもドキュメントを閲覧・編集できます。

Office for iPadが提供されているOffice 365プラン

iPad用のアプリケーションとして単体で購入もできるOffice for iPadですが、おすすめはOffice 365で導入することです。

Office 365とはOffice for iPadは通常のOfficeライセンスを含め、様々なツールを提供するクラウドサービスです。Office 365を導入することで企業は高度なコミュニケーション基盤を整え、情報共有力を高めることができます。

Office 365が提供する7つのプランのうち、Office for iPadを提供しているのは次のプランです。

各プランの違いについてご紹介します。

 

含まれているアプリケーション

月額/1ユーザー

Business

・Officeアプリケーション(Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Publisher、Access)

OneDrive for Business(クラウドストレージ)

900円

Business Premium

Businessが提供するアプリケーションに加え

SharePoint Online(ファイル共有、サイト作成)

Exchange Online(ビジネスメール、連絡先管理)

Skype for Business(Web会議システム)

Yammer(社内SNS)

Microsoft Teams(チーム管理)

・Microsoft Planner(タスク管理)

1,360円

ProPlus

・Officeアプリケーション(Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Publisher、Access)

・OneDrive for Business(クラウドストレージ)

・Skype for Business

870円

Enterprise E3

ProPlusが提供するアプリケーションに加え

SharePoint Online

・Exchange Online

・Yammer

・Microsoft Teams

・Microsoft Planner

・容量無制限のストレージ

・最大1万人に向けたブロードキャスト配信

・電子情報開示(コンプライアンス機能)

2,180円

Enterprise E5

Enterprise E3が提供するアプリケーションに加えて

PowerBI(ビジネスインテリジェンス)

・高度なセキュリティ機能

3,810円

Office for iPadを活用しよう!

いかがでしょうか?iPadユーザーにとってOffice for iPadはビジネスの効率化を促進するOfficeアプリケーションです。

この機会にぜひ、Office for iPadの利用をご検討ください。

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