Office 365で利用するOffice 2016 for Macについて

 2017.12.12  Microsoft 365チャネル編集部

Office 365を契約すると(プランBusiness EssentialsとEnterprise E1を除く)、1サブスクリプションで1ユーザーあたり最大5台のパソコンに、Officeアプリケーションをインストールできます。ちなみにOSがWindowsかMacかは問いません。そのため、Office 365は異なるOS環境が混在した業務環境においても、自由な構成ができます。

ただし気になるのは、Mac版もWindows版と同じく機能するのか?という点ではないでしょうか。よくMacユーザーからは、OfficeはWindows版との機能が違い過ぎて使いづらかったり、大量のアップデート通知で再起動を繰り返すため素早く使えない、という声を耳にします。

かといってOfficeを使わないことも難しい問題なので(クライアント事情によって)、Macユーザーの悩みどころの一つです。

そこで今回は、Office 355で使用できるOffice 2016 for Macのあれこれについて、詳しく解説します。

Office 2016 for Macとは?

Officeといえばマイクロソフトの代表的な製品。さらにWindowsを連想する方も多いでしょう。しかし実は、Officeが最初に提供開始されたOSはMacであり、1989年6月に販売スタートしました。Windows版が提供され出したのはその翌年の1990年であり、意外にもMac版Officeの方が歴史は古いのです。

ただし、ご存知の通りその後はWindows版のOfficeが圧倒的なスピードで進歩して、「Windows版>Mac版」という関係になりました。

実際に前バージョンにあたるOffice for Mac 2011では、Windows版との機能の違いで使いづらいという声が多くありました。これがOffice 2016 for Macになり、Windows版とほぼ同じ機能を使えるようになり、Mac版の使い勝手が大幅に向上しています。

約5年ぶりのメジャーアップデートによって、ついにMac版がWindows版に追い付いたと言えましょう。

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Office 2016 for Macの特徴

Office 2016 for Macの特徴については、Windows版と比較するよりも、前バージョンであるOffice for Mac 2011と比較する方が際立つでしょう。Windows版とほぼ同じ機能を持つようになったので、前バージョンからどれくらい進歩しているか、に着目するとOffice 2016 for Macの特徴がよく分かります。

そこで、Office 2016 for Macの新機能と、強化された機能についてまとめました。

≪Office全体として≫

 

Office 2016 for Mac

Office for Mac 2011

何千種類ものオンラインテンプレートで仕事効率を上げる

新機能

MacのRetinaディスプレイで、ドキュメントのテキストや画像がこれまで以上に鮮明になった

新機能

Word、Excel、PowerPointなどにおいてマルチタッチジェスチャが使用できる

新機能

リボンメニューが一新され、Windows版とほぼ同じデザインになった

強化された機能

OneDriveOneDrive for Business、SharePoint との統合によって、Macやその他のデバイスにアクセスできる

強化された機能


≪Word≫

 

Office 2016 for Mac

Office for Mac 2011

デザインタブが強化され、ドキュメントの見栄えが良くなった

新機能

検索エンジンBingを利用したインサイトウィンドウでは、閲覧や編集を行っている際に、Wecから所得した関連情報をコンテキスト表示する

新機能

スレッド形式のコメントによって、関連テキストの近くで会話できる

新機能

ファイルの共有やユーザー招待を簡単に行えるようになった

強化された機能

複数ユーザーが同じドキュメントを同時変種できる

強化された機能

Word、Excel、Outlookを使ってメール作成できる

強化された機能

 ≪Excel≫

 

Office 2016 for Mac

Office for Mac 2011

おすすめグラフ機能によって、データに最適なグラフを選べる

新機能

大量のデータから必要な情報を抽出できる

新機能

アドオンによって複雑な統計分析や、エンジニアリング分析を行える

新機能

数式パレットウィンドウで機能が拡張された

強化された機能

Excel 2013 for Windowsのほとんどの機能がサポートされており、Mac版とWindows版で簡単にドキュメントを共有できる

強化された機能

印刷機能が改善され、1 つのPDFファイルに出力する機能などが追加された

強化された機能

Windows版のExcelショートカットキーが使えるようになった

強化された機能

 ≪PowerPoint≫

 

Office 2016 for Mac

Office for Mac 2011

スレッド形式のコメントによって、関連テキストの近くで会話できる

新機能

テーマバリエーションを使ってプレゼンテーションのスタイルを変更し、異なる配色が使える

新機能

現在のスライド、次のスライド、タイマー、オートが自身のMacに表示され、見せたいスライドのみを聴衆に見せられる

強化された機能

アニメーションの変更や微調整が行える

強化された機能

複数のユーザーが同じスライドを同時編集できる

強化された機能

競合する変更箇所を表示して比較できるので、どのバージョンを保持するのかを簡単に決めることができる

強化された機能

 ≪Outlook≫

 

Office 2016 for Mac

Office for Mac 2011

主な機能であるメール、予定表、連絡先、タスク、メモを簡単に移動できる

新機能

受信トレイが常に最新の状態に保たれる

新機能

オンラインアーカイブにメールを移動して、メールボックスの空き容量を増やせる

新機能

受け取った会議出席依頼の日時が都合の悪い場合、別の日時を提案でき、管理者は簡単に承諾・拒否できる

新機能

複数の予定表を並べて表示できる

新機能

予定表ビューに天気予報を表示できる

新機能

分類項目の名前や色などを同期して、Mac版、Windows版、Web版のOutlookを統一できる

新機能

以上が、前バージョンと比較した場合のOffice 2016 for Macの新機能と強化された機能です。非常に細かいところまで新機能追加や機能強化がされており、使い勝手が劇的に向上していることが分かります。

もちろん、上記4種以外のOfficeアプリケーションに関しても、同様に新機能追加や機能強化がみられます。それらの詳細については、Office 2016 for Macを実際に試用して体感してみましょう。

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まとめ

使い勝手が悪いという理由で、ExcelやPowerPoint作成といった作業のみWindowsで行ったり、無料のドキュメント作成ツールで代替していたというMacユーザーも多いでしょう。そうした方々の悩みは、Office 2016 for Macでほぼ解消され、作業効率を大幅に向上できるようになりました。

いまだに「Mac版Officeは使いづらい」というイメージを持たれている方は、ぜひ一度Office 365試用版を使ってみてください。

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