Microsoft 365 ライセンス体系(概要版)

 2018.12.18  Microsoft 365チャネル編集部

昨年11月1日からサービスが開始した「Microsoft 365」。マイクロソフトではOffice 365Dynamics 365といったクラウドサービスを展開していますが、皆さんはMicrosoft 365についてご存知でしょうか?ここでは、Microsoft 365の概要についてご紹介します。

Microsoft 365とは?

単刀直入に説明すると、Microsoft 365はOffice 365とWindows 10、それとEMS(Enterprise Mobility+Security)を内包した新しいクラウドサービスです。Microsoft 365が従来提供してきた製品とサービスのパッケージ製品となります。

Office 365とは

Office 365はコラボレーションツールとして提供されているクラウドサービスであり、かつOfficeスイートも同時に利用できるサービスです。電子メールのExchangeやファイル共有のSharePointなど、サーバー製品としてお馴染みのシステムがオンライン版として提供され、かつ組織のコミュニケーションを活発化するためのツールも揃っています。

Windows 10とは

Windows 10はマイクロソフトが提供する最新OSです。従来のWindowsと違ってセキュリティ性が高く、ビジネスシーンでの利用でも評価されています。

EMS(Enterprise Mobility+Security)とは

モバイルデバイスを利用する会社にて、新しいワークスタイルの導入や運用を包括的にサポートするサービスです。ユーザー認証、デバイス、アプリ、データといった 4 つのレイヤーを適切に管理、保護することができます。これを実現するために次のようなアプリケーションが提供されています。

  • ID&アクセス管理:Azure Active Directory Premium
  • ID不正利用管理:Microsoft Advanced Threat Analytics
  • モバイルデバイス管理:Microsoft Intune
  • データ保護:Azure Information Protection Premium
  • アプリ管理:Microsoft Cloud App Security

従来はバラバラに提供されてきたこれらの製品・サービスが、Microsoft 365によって1つに統合されたというわけです。

Office 365について

Microsoft 365に統合されている製品の中でも複雑なのがOffice 365です。ここでその詳細についてご紹介します。

Officeスイート

Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access、Publisherを含む最新版のOfficeライセンスを使用できます。各アプリケーションは常に最新状態が保たれ、新しい機能やデザインが継続的に追加されていきます。Office 365を使用していると、新しいパッケージ型Officeがリリースされてもすでに最新版です。

Exchange Online

サーバー製品としてもお馴染みのExchangeのオンライン版です。Outlookと連携するビジネスメールシステムであり、かつ組織内のコミュニケーションを支えるシステムでもあります。

SharePoint Online

組織のファイル共有スペース、またはサイト作成作成のためのシステムとして機能します。ユーザーはアクセス権限を自由に設定でき、ファイル共有スペースをフル活用して情報共有を促進できます。サイト作成機能では社内ポータルサイトを作成することも、外部公開用サイトを作成することも可能です。

SharePoint Online」について詳しくご覧ください!

Skype for Business

組織内外のコミュニケーションを支えるWeb会議システムです。遠方にいる相手とも対面でのコミュニケーションが簡単に取れ、かつ複数人でのミーティングにも適しています。大きな経費削減にもなるシステムです。

OneDrive for Business

ユーザーごとに1TBの容量を付与されるクラウドストレージです。SharePoint Onlineと連携し、ファイル共有のためのシステムとしても機能します。外部ユーザーを招待することも可能なので、社外の人間とのコミュニケーションにも適しています。

Yammer

ビジネスメールよりももっとフラットなコミュニケーションを実現する社内SNSシステムです。部署や役職の垣根を超えて様々なコミュニティを形成することで、コミュニケーションをより促進できます。

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Microsoft 365のメリット

企業がMicrosoft 365を利用すると、具体的にどういったメリットがあるのでしょうか?

メリット1. 包括的なMicrosoftサービスを利用できる

Office 365やWindows 10、EMSといった製品やサービスを導入する際は、これまで別々に購入・契約する必要がありました。Microsoft 365ではこれを一元的に契約し利用できるため、Microsoftサービスを包括的に利用できます。

従って別々に製品・サービスを導入するよりも低コストに利用できます。

メリット2. 最新サービスへの移行が簡単になる

まだ旧バージョンのWindowsを使用している環境では、サポート期限終了等も考慮して新しいバージョンへの早急な移行が必要です。しかしながら、移行には手間がかかりますしコストもかかります。Microsoft 365を導入することで最新Windowsへの移行が簡単になり、かつWindows環境を包括的に管理できます。

メリット3. システム担当者の運用負担が軽くなる

Microsoft 365で提供されている製品とサービスを別々に導入することで、システム担当者の運用負担が大きくなります。特に中小企業ではシステム担当者が少なく、ちょっとした負担が経営に大きな影響を及ぼします。Microsoft 365ならそれぞれの製品とサービスをクラウドとして一挙に導入できるため、システム担当者の運用負担は一気に軽くなります。

メリット4. コストの可視化になる

統合された製品・サービスを導入することでコストの可視化に繋がります。特にWindowsの管理ではそこにかかっているコストを可視化しづらいという傾向があるため、知らずのうちに管理コストが増大してることがあります。それに対してMicrosoft 365ならばクラウドサービスとしてコストが固定化しているため、予算取りが行いやすく資金計画が立てやすくなります。

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Microsoft 365がおすすめの企業

Microsoft 365はすべての企業にとってメリットの高いサービスですが、中でも特におすすめなのが「IT担当者がいない、または少ない中小企業」です。

中小企業の中には、IT担当者が駐在しておらず、アウトソーシングによってシステム運用を行っているケースも少なくありません。アウトソーシングはIT担当者不在でもシステム運用ができ、運用負担が軽くなるといったメリットがある一方で、多大なコストがかかるというデメリットもあります。

だからといってIT技術者を即座に確保できる企業も少ないでしょう。そもそも日本はIT人材不足であり、多くの技術者は資本の強い大企業に流れています。そうした中でIT人材不足を解消するのは難しいでしょう。

Microsoft 365はこうしたIT人材不足を解決します。OSとOfficeアプリケーション、さらにセキュリティ対策をすべてサブスクリプションサービスとして提供することで、IT技術者のいない中小企業でも、システム運用なしにこれらのアプリケーションを導入することができます。

Microsoft 365のプラン

Microsoft 365は次のようなプランを提供しています。

Microsoft 365 Business

  • Office 365 Business Premium
  • Windows 10 Pro
  • Enterprise Mobility + Security

Microsoft 365 E3

  • Office 365 E3
  • Windows 10 Enterprise E3
  • Enterprise Mobility + Security E3

Microsoft 365 E5

  • Office 365 E5
  • Windows 10 Enterprise E5
  • Enterprise Mobility + Security E5

Microsoft 365 Education A3

  • Windows 10 Education A3
  • Microsoft Office 365 A3
  • Enterprise Mobility + Security E3
  • Minecraft: Education Edition

Microsoft 365 Education A5

  • Windows 10 Education A5
  • Microsoft Office 365 A5
  • Enterprise Mobility + Security E5
  • Minecraft: Education Edition

ビジネスシーンの必要性に応じて最適なプランを選択しましょう。 

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