On Demand Recoveryで高速かつセキュアなリカバリを実現!

 2021.04.23  Microsoft 365 チャンネル編集部

業務の大半でコンピューターを利用する現在、データの保存と復元は重要な課題です。この記事では高速で安全なデータのバックアップ・リカバリが可能なSaaSソリューション「On Demand Recovery」について、その機能と特徴を詳しくご紹介します。

バックアップ・リカバリの重要性

ビジネスシーンでのPC業務が、切っても切り離せない関係である現在、どの企業のPCにも、業務上重要なデータが膨大に保存されています。しかし、人為的なケアレスミスやシステムエラーによって、大切なデータを損失する可能性は拭い去れません。

また、日本は災害の多い国でもあります。たとえ完璧にデータ管理をしていたとしても、突発的な災害によりPCごと壊れてしまえば、すべてのデータが一瞬にして消失することでしょう。
大切なデータを失えば、業務に支障をきたします。そうならないためにも、PC以外の場所にデータを保管し、速やかに復旧できる環境を整えておきましょう。そこでおすすめしたいのが、高速で安全なバックアップとリカバリを実現する、「On Demand Recovery」というサービスです。

On Demand Recoveryとはどのようなサービスで、どんな機能や特徴があるのでしょうか。以下に詳しくご紹介します。

高速でセキュアなリカバリを実現する「On Demand Recovery」

現在、多くの企業では従業員のIDやパスワード、ソフトウェアなどを一元管理する「Active Directory」が導入されています。一人一台PCを使って仕事をすることが当たり前の現代では、膨大な会社内のPC台数を一括管理することで、業務の無駄を省いているのです。

Active Directoryが導入されている環境下では、データの包括的なバックアップとリカバリが大変重要です。企業によっては、自社でサーバーやソフトウェアなどの情報システムを設置し、運用しているところもあるでしょう。また災害やテロ、サイバー攻撃に備え、独自に体制や設備を整えている企業も少なくありません。

しかし、現在は自社でシステムを運用するオンプレミスより、場所を選ばずアクセスできるクラウドサービスを利用する人が増えています。多くの企業がOffice 365やAzure AD、Teamsといったクラウド由来のサービスを活用する現在、自社サーバーのみのバックアップとリカバリを行っていても、充分とはいえません。

しかし、On Demand Recoveryを導入すれば、Azure ADやTeamsのデータを素早く安全にバックアップ、リカバリすることが可能です。

On Demand Recoveryの特長

高速でセキュアなリカバリを実現するために、On Demand Recoveryにはどのような機能や特長があるのでしょうか。以下に詳しくご紹介します。

クラウドサービスの復元

前述したように、多くの企業ではIDやソフトウェアの管理のために、Active Directoryが導入されています。複数のPCを一元管理できる便利なツールですが、少し前までオンプレミス環境でしか運用できないことが唯一のデメリットでした。

その弱点を克服すべく、登場したのがクラウド環境にも対応できるAzure Active Directoryです。これを使えば、様々なクラウドサービスのアカウントを管理することが可能になります。ただAzure Active Directoryはバックアップやリカバリを目的としたツールではありません。クラウド上でアカウントの認証や管理はできますが、すべてのクラウド専用属性やオブジェクトを保存したり、復元したりはできないのです。

一方、On Demand Recoveryを利用すれば、ユーザーアカウントやOffice 365、Azure ADグループなどのクラウドサービスオブジェクトを簡単に復元できます。それにより、AzureとオンプレミスADの両方を保護することが可能になります。

直感的なリカバリダッシュボード

さらにOn Demand Recoveryは、同じリカバリサービスである「Recovery Manager for Active Directory」や「Recovery Manager for Active Directory Forest Edition」と統合が可能です。二重、三重に保険をかけることで、どんな不測の事態にも対応できる包括的なハイブリッド・リカバリ・ソリューションを実現します。

差分レポート作成

On Demand Recoveryを用いれば、オンプレミスADとAzure AD双方で行われた変更や削除の差分レポートを実行し、前回のバックアップと変わった箇所を一目で比較できます。

一括で全てを復元するのではなく、必要な箇所のみを選択して、レポート作成インターフェイスから直接ロールバックすることで、高速かつ容易な復元が可能です。

粒度の高い検索と復元

個々の属性レベルさえ対象にできる細かい検索機能があることも、On Demand Recoveryの特長の一つです。オンプレミスとクラウド双方から変更や削除されたオブジェクトを検索し、特定のユーザーや属性のみの復元も行えます。複数のユーザーやグループを一括でリカバリできるので、ヒューマンエラーによるリスクを低減できるでしょう。

セキュアな暗号化バックアップ

Azure ADやOffice 365、Azureアプリなどの重要なデータを、暗号化してAzure Storageに安全かつ簡単にバックアップすることが可能です。会社の都合に応じて最適なバックアップ期間を選択できるので、リカバリできなくなる不安はありません。

メールボックスの復元

現代ではビジネスのやり取りをメールで行うことが少なくありません。そのため、もし人為的なミスでメールが消えてしまったら、著しく業務に支障をきたしてしまいます。

例えば、クラウドサービスであるOffice 365のメールボックスが削除されると、通常は同時にメールデータの接続も失われ、メールの復元はできません。

しかしOn Demand Recoveryを利用すれば、メールが削除されてもユーザーのメールボックスデータに対し再接続を図れるため、業務への影響を最小限にとどめることができます。

まとめ

ビジネスでオンプレミスのみならず、様々なクラウドサービスを利用する現代において、あらゆる場所から接続可能なデータのバックアップとリカバリは重要な課題でしょう
On Demand Recoveryを利用すれば、必要なデータのみを高速でセキュアにバックアップ・リカバリできます。ぜひ導入をご検討ください。

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