コラボレーション

最適なコラボレーションプラットフォームはこれだ!

チームコミュニケーションの促進を図ることは、プロジェクト成功において最も重要な鍵になります。多くのPMはプロジェクトの失敗要因をコミュニケーション不足にあると考えています。なぜ不足するのか?多くの場合は、コミュニケーションを促進するためのコラボレーションプラットフォームが無いせいです。
さらに、近年ではリモートワークに対する機運も高まっており、多くの企業が遠隔で行われる仕事に取り組んでいます。その際もコラボレーションプラットフォームは必要なので、ニーズは年々高まっているでしょう。

本稿では、最適なコラボレーションプラットフォームを選んでいただくために、有名5製品を比較します。

Microsoft Teams Rooms ソリューション一覧

Microsoft Teams / Microsoft

<製品の特長>

Microsoftが提供する総合型コラボレーションプラットフォーム、Office 365に付帯している製品です。Microsoft Teamsはもともと、Office 365で提供されている各種ツールの重要機能を1か所にまとめるためのアプリケーションであり、MicrosoftはSkype for Businessで提供していた機能をMicrosoft Teamsへ移行していくロードマップを発表しています。

現在ではフリーミアムプランもあるので、Office 365を契約しなくても試験的にMicrosoft Teamsを導入できます。最大ユーザー数は300人となっています。

Microsoft Teamsは「タブ」という形でさまざまなアプリを追加していき、ユーザーごとに独自のプラットフォームを構築できます。コミュニケーションスペースや個人やチームごとに区切ることも可能ですし、最大10,000人との同時会議も可能なので、大規模イベントにも活用できます。

<製品の価格>

  • Microsoft Teamsフリーミアムプラン 無料
  • Office 365 Business Premiumプラン 1,360円
  • Office 365 Enterprise E3プラン 2,180円

Amazon Chie / Amazon.com

<製品の特長>

Amazon.comが運営するクラウドコンピューティング、Amazon Web Service(AWS)上で提供されているコラボレーションプラットフォームです。ビデオ通話会議、チャットツールといった基本的な機能を備えており、他製品と比べると機能数は少ないように感じます。

ただし、Business CallingやVoice Connectorといった独自機能を提供しているのが特長です。Business CallingはAmazon Chieから電話の発着信が可能で、ユーザーに電話がかかるとデスクトップ、モバイル、ウェブのすべてのデバイス上のアプリケーションが鳴り、そのうち1つのデバイスで応答できます。

Voice Connectorはオンプレミス電話システムをPSTN(公衆交換電話網)に接続するための、標準ベースのSIP(Session Initiation Protocol)をサポートしています。

<製品の価格>

Basicプラン 無料
Proプラン 3ドル/日 15ドル/月
※Business Calling及びVoice Connectorは発信先や着信先によって料金が変動

Cisco Webex Teams / Cisco Systems

<製品の特長>

Cisco Systemsが提供する次世代コラボレーションプラットフォームと呼ばれている製品です。旧称はCisco Spark。チームコミュニケーションを促進するための機能が包括的に備わっており、デバイスから送信されるすべてのメッセージ、ファイル、ホワイトボードを暗号化するためセキュリティに定評があります。

さらに、iOSおよびAndroidのSDKを使用してモバイルアプリケーション内の機能統合を図れるので、モバイル活用を促進したい場合に効果を発揮します。

<製品の価格>

※販売代理店によって料金が変動するので要お問い合わせ

GoogleハングアウトMeet / Google

<製品の特長>

Googleが提供する総合型コラボレーションプラットフォーム、G Suiteに付帯する製品です。完全に統合された製品なので、単体での利用はできません。カレンダーに登録されている予定やメールの招待状から会議に直接参加できるなど、基本機能は一通り備えています。

もちろん、iOSやAndroidの専用アプリケーションを使えば、1日の会議とすべての重要情報をカレンダーで確認して、タップ1つで会議に参加できます。G SuiteのEnterpriseプランではすべての会議にダイヤルイン番号が付加されるため、Wi-Fiやデータ通信が使用できない場所にいても会議に参加できます。

<製品の価格>

  • Basicプラン 680円
  • Businessプラン 1,360円
  • Enterpriseプラン 3,000円

Slack / Slack

<製品の特長>

Slackは世界中の開発者から人気を集めているコラボレーションプラットフォームです。チャットツールをベースに、ビデオ通話や音声通話などに対応しています。最大の特長は、非常に多様なサービスと連携する点です。

Googleドライブ、Dropbox、Asana、Zoom、Trello、Salesforce、Githubなどなど、普段から愛用しているサービスと連携することで、ユーザー独自の使いやすい環境を構築できます。フリーミアムプランを提供しているので、試験的な導入にも最適です。

<製品の価格>

  • フリープラン 無料
  • スタンダードプラン 850円
  • プラスプラン 1,600円

適切なコラボレーションプラットフォームを選ぶには?

一口にコラボレーションプラットフォームといっても、その提供形態や特長は実に多様です。そうした中で、自社にとって適切な製品を選ぶにはどうすればよいのでしょうか?そのためにはまず、社内コミュニケーションの中に潜む課題を洗い出すことから始めます。

何がコミュニケーションを阻害し、何が原因なのか?コミュニケーションを促進するためにどの機能が必要なのか?確保したいセキュリティレベルは?などを予め定義した上で、製品をピックアップしていきます。

ピックアップした製品に関しては、フリーミアムプランや無料トライアルを積極的に利用して、実際の使い心地を確かめてみましょう。部門ユーザーにも触れてもらうことで、より具体的な検討ができるでしょう。

ぜひ、自社にとって適切なコラボレーションプラットフォームを選んでいただきたいと思います。

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