最もフィットするOffice 365を事業規模・ニーズ別に解説!

 2017.10.04  Office365編集部

現在企業ユースが爆発的に増加していると言われている、サブスクリプション契約で利用できるOffice 365。従来のパッケージ版と異なり、オンラインで管理することで常に最新版を利用できるようになるとともに、クラウドストレージやコミュニケーションツールも利用できることも魅力のひとつです。

しかし、7種ある企業向けと呼ばれるプランについて、どれを選択すればいいのか迷ってしまう企業も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、企業向けOffice 365の各プランを徹底比較します。ぜひ自社にフィットしたOffice 365のセレクトにお役立てください。

フィットするOfficeはどれ?! プランによって内容が異なるOffice 365

Office 365には、業務用だけでも、以下7種類のプランが用意されていることをご存知でしょうか。

  1. Office 365 ProPlus
  2. Office 365 Business Essentials
  3. Office 365 Business
  4. Office 365 Business Premium
  5. Office 365 Enterprise E1
  6. Office 365 Enterprise E3
  7. Office 365 Enterprise E5

当然ですが、各プランで価格はもちろん、含まれているアプリケーションも、利用できるユーザ数の上限も、1ユーザがインストールできるOfficeのライセンス数も異なります。単純に「Office 365は便利だ」「企業向けで使いやすい」という観点だけで、Office 365を選択しようとすると、プラン選定で立ち止まってしまう企業も少なくないようです。

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大前提として、Office 365のすべてのプランには、99.9%の稼働率保証、返金制度を設けており、Webサポートや電話サポートも年中無休で提供されているため、高い信頼性があります。国内で利用されるOffice 365は国内のデータセンターで、専門の技術者が24時間365日管理を行っている点も、企業ユーザにとって安心できる材料の一つとなるのではないでしょうか。また、内外の脅威にも対応できるよう、システムそのものに国際規格のセキュリティ対策が搭載されています。

企業が利用するアプリケーションとして基礎的なセキュリティや機能はすでに搭載されているOffice 365。さらなる機能やセキュリティ強化を希望する場合は、上位プランを選択することになります。しかしながら、上位プランを導入したところで、「まったく利用しないアプリケーションがあった」、「自社では不要な機能だった」など、結果的に無駄なコストをかけてしまうケースが起こりがちです。

そもそも、Office 365は、契約数の増減が容易なサブスクリプション版で提供されています。だからこそ、必要なプランを取捨選択しやすいよう、多彩なプランが用意されているわけです。さらにいえば、選択したプランに含まれていなくても、オプションとして追加契約が可能なアプリケーションも複数用意されています。

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選択に失敗しない最大のポイントは必要ユーザ数・利用アプリケーションにあります。それぞれのプランをじっくり比較検討し、自社に必要な機能が搭載されたOffice 365をセレクトするようにしましょう。

従業員数別300名までの企業向けOffice 365機能比較

まずは、1ユーザの月額がリーズナブルに設定されている半面、ユーザ数300を上限とした、Microsoft社が中小企業向けと位置付けている3種のプランを比較してみましょう。

大まかに区別すると、Office Onlineのみの使用できる「Office 365 Business Essentials」、Officeアプリケーションをすべてインストールして利用できるものの、法人メールは搭載されない「Office 365 Business」、Officeアプリケーションと法人メールを利用できる「Office 365 Business Premium」の3種が用意されています。

Officeアプリケーションでは文字入力程度の作業しか行わないというケースであれば、Word、Excel、PowerPointの基礎的な機能の編集が行えるOffice Onlineのみの使用でも十分でしょう。しかし多くの企業では、レイアウトやマクロなどさまざまな機能を利用してWordやExcelを利用されているのではないでしょうか。その場合は、インストール版のOfficeアプリケーションを利用できるプランが適しています。

一部の社員は業務でOfficeアプリケーションをほとんど利用しない、Office Onlineで問題ないという企業は、利用ユーザごとに導入するプランを併用するということも可能です。

機能 Office 365 Business Essentials Office 365 Business Office 365 Business Premium
ユーザ数 300まで
価格
(ユーザ/月相当、年間契約)
¥540 ¥900 ¥1,360
Office Online
(簡易版Word、Excel、PowerPoint)
Outlook で統合されたタスク
OneDrive for Business
Skype for Business 統合
IM とオーディオ セッション
IM と電話/ビデオ会議
Word Online でのドキュメント翻訳
Yammer でのドキュメントによる会話
Azure Active Directory サービス
PC または Mac 上のユーザごとに

5 個のインストール

×
法人メール・予定表 ×
進度に合わせて学習できるトレーニング

※2017年3月のライセンス改定により、Office 365 BusinessにもAccessがバンドルされました。

従業員数が300人未満の企業は、選択肢が多くあります。本項目でご紹介した3つのプランも利用できますし、後ほどご紹介するエンタープライズ向けに位置付けられている各プランも利用可能です。

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従業員数別300名以上の企業向けOffice 365機能比較

一方で、ユーザ数制限のない、主なエンタープライズプランは、4種あります。

「Office 365 ProPlus」は、従来の永続ライセンス型Officeアプリケーションの形式に最も近い内容となっていて、Office 365ならではのオンラインサービスを利用できないものの、ライセンスをサブスクリプションとしたプランです。また、セキュリティや搭載アプリケーションの差異でOffice 365 Enterprise E1~E5のプランが用意されています。

また、インストール版のOfficeアプリケーションが不要なユーザ数が300を超えるケースは「Office 365 Business Essentials」が適しているといえるでしょう。

「Office 365 Enterprise E3」「Office 365 Enterprise E5」は、容量無制限の法人メールが利用できるようになり、プランによってよりセキュリティ性を高め、BIツールなど多彩なアプリケーションを利用できるようになります。

ユーザ数が多くなると、ユーザトレーニングに手間やコストがかかるものですが、「Office 365 Enterprise E1」以上のプランであれば進度に合わせて学習できるトレーニングの機能も利用できます。

機能 Office 365 ProPlus Office 365 Enterprise E1 Office 365 Enterprise E3 Office 365 Enterprise E5
ユーザ数 無制限
価格
(ユーザ/月相当、年間契約)
¥1,310 ¥870 ¥2,180 ¥3,810
Office Online (作成/編集) --
PC または Mac 上のユーザごとに

5 個のインストール

×

インストール版Microsoft Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNote・Access

×
Outlook で統合されたタスク --
OneDrive for Business --
Skype for Business 統合 --
IM とオーディオ セッション -- --
IM と電話/ビデオ会議 -- --
Word Online でのドキュメント翻訳 --
Yammer でのドキュメントによる会話 --
Azure Active Directory サービス -- -- --
分析ツール -- -- --
法人メール・予定表 -
メール容量無制限

メール容量無制限
進度に合わせて学習できるトレーニング -- --

ここまで違う!気になるセキュリティ機能。

ネットワークを利用して使用する前提となるOffice 365を導入する際、セキュリティ面が気になるという企業が多いのではないでしょうか。特にクラウドストレージやコミュニケーションツールを積極的に活用する際は、チェックが欠かせないポイントです。

各プランにおけるセキュリティ機能において最大の特徴としては、「Office 365 ProPlus」および「Office 365 Enterprise E1」以外のすべてのプランでIPv4およびIPv6プロトコルを搭載していることと、ISO 27001 認定を受けており、多要素認証にも対応していることでしょう。また、「Office 365 ProPlus」を除くすべてのプランで、誤って削除してしまったファイルを回復させたり、上書きしてしまったファイルを復旧させたりすることが可能です。

「Office 365 Enterprise E3」と「Office 365 Enterprise E5」の差異は、Azure RMS を使用したコンテンツ保護やメッセージングシステムの保護機能です。上位プランとなるE5はよりセキュリティが厚く、多くのアプリケーションを利用できることになります。

機能 (更新済み 2016/01/12) Office
365
Business
Essentials
Office
365
Business
Office
365
Business
Premium
Office
365
ProPlus
Office
365
Enterprise
E1
Office
365
Enterprise
E3
Office
365
Enterprise
E5
IPv4 および IPv6 プロトコル -- --
ISO 27001 認定 -- --
Office 365 からのセキュリティ グループ・ユーザの管理 -- --
Office 365 用の多要素認証 -- --
データ損失防止 × × × -- ×
ビジネス インテリジェンス センター × × × -- ×
監査 & レポート (ドキュメントの編集、ポリシーの編集、削除) --
削除済みアイテムの回復 --
削除済みメールボックスの回復 --
Azure RMS を使用してコンテンツを保護する -- -- -- --
使用状況レポート --

まとめ

多数あるOffice 365のビジネス向けプランは、オフィスアプリケーションの使用内容、それから、セキュリティをポイントにして選択すると、より自社にフィットしたOffice 365を導入できます。クラウドを利用して導入できるため、ユーザの利用内容によってプランを取捨選択できるのが最大の特長です。

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