SharePoint 2013のサポート期限と2016への移行方法

 2019.01.24  Microsoft 365チャネル編集部

SharePoint 2013のサポート期限と2016への移行方法

昨年4月にメインストリームサポートの提供が終了したSharePoint Server 2013。延長サポートの提供が終了するのはそこから5年後の2023年4月です。メインストリームサポートが終了しても延長サポートにてセキュリティ更新などがされるので、システムとしてはまだまだ現役で使用できます。ただし、デザイン変更や機能のリクエストなどを延長サポートはカバーしていないので、SharePoint Server 2016に移行したいと考える方も多いでしょう。

本項では、そんなSharePoint Server 2013のサポート期限と、SharePoint Server 2016への移行方法についてご紹介します。

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SharePoint Server 2013のサポート期限とサポートの種類

冒頭でも触れましたがSharePoint Server 2013のサポート期限はメインストリームサポートがすでに終了し、延長サポートは2023年に迫っています。まずは前バージョンと合わせてSharePoint Server のサポート期限を確認しましょう。

製品名

メインストリームサポート終了日

延長サポート終了日

SharePoint Server 2007

2012年10月9日

2017年10月10日

SharePoint Server 2010

2015年10月13日

2020年10月13日

SharePoint Server 2013

2018年4月10日

2023年4月11日

メインストリームサポートに関してはすべてのバージョンで終了しており、SharePoint Server 2010とSharePoint Server 2013延長サポートを提供中となっています。SharePoint Server 2010に関しては来年10月に延長サポートが終了するため、当該バージョンを運用している場合は、早急に移行計画を立てる必要があります。

ここでメインストリームサポートと延長サポートの違いについても確認しておきましょう。

提供されるサポート

メインストリームサポート

延長サポート

有償サポート(インシデントベース、時間ベース、その他)

セキュリティ更新プログラム

サポート技術情報による製品別情報

マイクロソフトヘルプとサポートサイトの製品情報による技術的質問に対する返答を検索

セキュリティ関連以外のプログラムサポート

メインストリームサポート終了後、90日以内に延長修正プログラムの契約購入が必要

無償インシデントサポート

×

デザイン変更および機能のリクエスト

×

メインストリームサポートと延長サポートの大きな違いは、延長サポートではデザイン変更および機能リクエストが無くなり、セキュリティプログラムのみのアップデートに代わるという点でしょう。機能面での更新がされなくなるので、それ以上利便性が向上するということはありません。メインストリームサポートに重点を置いている方も多く、そうした方は早々に新バージョンへ移行します。

SharePoint Server 2016への移行方法

SharePoint Server 2013からSharePoint Server 2016へ移行することで変化する点について、Microsoftの公式ブログでは下記のように説明しています。

“現在、SharePointオンプレミスとOffice 365を同時に使用している会社がだんだん多くなってきました。SharePoint 2016 バージョンは、オンプレミス展開の一環としてお客様に利用されると同時に、SharePoint Server と Office 365 をハイブリッドに展開することでクラウドのイノベーションを簡単に活用できるようにするために、重点的に取り組んでいます。このような背景を基に、SharePoint Server 2016 は次の 3 つの主要分野において機能強化と新機能を提供します。”

・ユーザー エクスペリエンスの向上

・クラウドの影響を受けたインフラストラクチャ

コンプライアンスを達成するための4つのステップ
【新しいOffice編】Office365導入のススメ

・コンプライアンスとレポート作成

「SharePoint Server 2016 の更新」

Office 365とはMicrosoftが提供するクラウドコラボレーションツールです。SharePoint Serverをオンライン版として利用できるSharePoint Onlineや、Exchange OnlineSkype for Businessなど、お馴染みのサーバー製品をオンラン版として利用でき、さらに様々なコラボレーションツールによって企業のコミュニケーションを大幅に促進できます。最近ではSharePoint ServerとSharePoint Onlineを併用している企業が多く、オンプレミスとクラウドのハイブリッド環境を構築することで、情報共有をさらに促進しています。

では、SharePoint Server 2013からSharePoint Server 2016へはどのようにして移行すればよいのでしょうか?

移行環境元の分析

スキャンツール等を使い、現在使用している情報環境の構成と存在しているコンテンツを正確に把握していきます。このフェーズでは何をどのくらい移行する必要があるのかを割り出し、移行プロジェクトの規模を図ります。さらに移行に際して問題を引き起こす可能性のあるコンテンツ等が存在しないかを確認することも大切です。

移行環境先のデザイン

移行元環境(SharePoint Server 2013)のフォーマットやレイアウトと、移行先となるSharePoint Server 2016環境の情報アーキテクチャを統一します。

具体的な移行計画策定

移行する必要のあるコンテンツを複数単位もしくはフェーズごとに分割し、必要なリソースの確保、ワークフローの明確化、移行関連タスクのスケジュール設定を実行します。データクリーンアップが必要かどうかについても検討し、必要な場合は移行前/移行中/移行後のどの時点で行うかも検討します。

テスト移行

環境移行が技術的に可能かどうかを確認し、発生する可能性のある問題検知と対策を立て、移行チームの実地トレーニングなどテスト環境で実行します。このフェーズを入れることで、計画を最適化しロールバックテストを実行することが可能です。

コンテンツ移行

コンテンツを移行先環境(SharePoint Server 2016)に移行します。バッチ単位ごとに移行を実行していきます。

テストと検証

移行先環境(SharePoint Server 2016)が問題無く使用できるか、問題なく移行作業が完了したかの検証を実行します。

コンテンツ同期とユーザー移行

移行元環境(SharePoint Server 2013)をある時点で完全停止状態にし、変更内容を移行先環境(SharePoint Server 2016)に同期し、ユーザーを移行先環境に移行します。

SharePoint Server 2016へ移行する際は、ここでご紹介した移行方法を留意し、企業ごとに最適な移行方法をご検討いただきたいと思います。

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まとめ

多くのお客様はSharePointを社内の情報共有ポータルやナレッジベースとして長期間に渡って利用されているのではないでしょか。

大切な資産を確実に新しいプラットホームへ移行するためには、やはり専門のスキルや経験が物を言います。

自社で完結することだけにとらわれず、様々な移行経験を持ったマイクロソフト認定パートナーが提供するサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

導入・移行と行ったスポット的なサービスに止まらず、事前診断やコンサルティング、導入後の定着化に向けたトレーニングやマニュアルの整備など、考慮すべきポイントはいくつもあります。

幅広くサービスラインナップを持ったマイクロソフト認定パートナーに相談することで、計画的かつ効率的にプロジェクトを進めるのヒントが得られると思います。

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