Office 365でサインインできない原因と解決策

 2017.05.23  Office365編集部

キーマンズネットが2016年11月に行ったアンケート調査によると、オフィスソフトウェアのシェア率はOffice 365が13.8%と、Office 2010/2013の18.5%に次いだ高いシェア率を確保しています。

「OfficeアプリケーションをSaaSで利用する」という業務形態はすでに一般化しつつあると言えるのではないでしょうか。

場所やデバイスを問わず同じアカウントを利用できる点や、様々なMicrosoft製品とコネクトするというメリットから今後もシェア率を伸ばしていくことが予測されます。

そんなOffice 365ですが、SaaSアプリケーション故に発生する「サインインの問題」があります(全てのSaaSアプリケーションに言える話ですが)。アカウントを利用するためにサインインが必要なOffice 365では、何らかの原因によりサインインができないという問題です。

今回はそんなOffice 365のサインイン問題について解説していきます。

各サインインエラーについて解説

まずはOffice 365サインイン時によく発生する、エラーメッセージについてそれぞれ解説します。

ユーザー名またはパスワードを認識できません

組織によって割り当てられたユーザーID、あるいはパスワードのどちらかが間違っていると表示されます。

正しくないユーザー ID またはパスワードで何度もサインインしようとしました

ユーザーIDまたはパスワードを間違ったまま10回サインインに失敗すると1分間ユーザーアカウントがロックされ、このメッセージが表示されます。さらに何度もサインインに失敗するとロックされる時間が増大されるので注意しましょう。

アカウントが無効にされている可能性があります

何らかの原因によってアカウントが無効となっています。アカウント自体がそもそも存在しない可能性もあります。

Sorry, that didn't work (申し訳ございません。もう一度やり直してください。)

ユーザーIDやパスワードが間違っている、あるいは何らかの原因によってアカウントが無効になっている可能性があります。

Microsoft製品関連お役立ち資料

You're automatically signed in as a different user (別のユーザーとしてサインインしています。)

一つのWebブラウザ上で複数のユーザーが同一アカウントにサインインしようとすると表示されます。

パスワードを変更しようとしています

パスワードが一時パスワードか失効している場合に表示されます。

以上が一般的に表示されるサインイン時のエラーメッセージです。この他にもエラーメッセージが表示される可能性があるので、詳細はMicrosoftサポートサイトの「Office 365、Azure、Intune にサインインできない」をご確認ください。

サインインエラーが発生する原因と対策

サインインエラーが発生する原因は複雑ではありません。ほとんどの場合が基本的な見落としだったります。ここではその原因と対策について解説していきます。

ユーザーアカウントが無効

「ユーザーアカウントが無効になっている」ということは、管理者が何らかの意図によってアカウントを無効かしている可能性が高いです。Office 365におけるアカウント無効かはユーザーアカウントは停止しつつも、データを残したいときに利用します(例えば退職者のアカウントなど)。

従ってユーザーアカウントが無効になっていると表示された場合は、まず管理者に連絡して無効になっている原因を尋ねましょう。ほとんどの場合「間違えて無効化してしまった」という返答があるかと思います。

ユーザーアカウントがロックされている

エラーメッセージ解説でも述べましたが、10回続けてサインインに失敗するとユーザーアカウントがロックしてしまいます。1回目のロックでは1分間と短い時間で解除されますが、それ以上はロック時間が増大するので何度もサインインに失敗している場合は一度ユーザーIDとパスワードを再確認しましょう。

また、サインインを行った覚えがないのにユーザーアカウントがロックされている場合は、第三者が不正サインインを試行している可能性があります。直ちに管理者に連絡し原因調査を依頼してください。

ユーザー名とパスワードが間違っている

ユーザーIDとパスワードが間違っている場合、ほとんどの原因がちょっとした見落としです。例えば大文字と小文字の違いやスペルミス、あるいはパスワードを変更したばかりで以前のパスワードを使用している可能性が考えられます。

ユーザーIDをパスワードを再確認しサインインを実行してください。

もしも意図せずユーザーIDとパスワードが変更されている場合、アカウント乗っ取りの可能性も考えられますので、管理者に連絡しアカウントを無効かするよう要請しましょう。

一時パスワードを使用している

一時パスワードを使用している場合は同一パスワードを使用することができないのでサインインできません。パスワード変更画面が表示されれば画面の指示に従ってパスワードを設定しましょう。

シングルサインオンに不備がある

フェデレーションユーザーである場合、シングルサインオン(SSO)に不備があるとOffice 365にサインインできない可能性があります。管理者に連絡し、SSOが正常に機能しているかを確認しましょう。

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わからないことがあれば直ぐにサポートへ連絡しましょう

Office 365のサインインにおいて重大なエラーが発生することはほぼありません。従って、ユーザー独自に対応できるケースが大半ですが、万が一わからないことがあれば直ぐにMicrosoftか導入パートナーのサポートに連絡してください。

むやみに設定を変更するとさらに重大なトラブルに発生する可能性があるので十分に注意してください。

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まとめ

Microsoftが提供するSaaSサービスは同社が提供しているデータセンターで厳重に運用されているので、セキュリティ事件が起きるリスクは低くなっています。しかし、他サービスから搾取したユーザーIDやパスワードを悪用するようなサイバー攻撃が横行しているので、ユーザーIDとパスワード管理には十分に注意しましょう。

Office 365のサインインにおいてエラーが発生した際は、今回紹介した内容をもとに冷静な対応をしていただければと思います。

また、エラーが発生した際のフローに関して明確にしておくと業務時間の阻害を最小化することができるでしょう。 

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