Skypeとハングアウトの違い

 2018.09.08  Office365編集部

マイクロソフトが提供する“Skype”と、グーグルが提供する“ハングアウト”。2つのWeb会議システムのうち、皆さんならどちらを使用しますか?

マイクロソフト社製品とグーグル社製品がよく比較されるのは、どちらも同じグローバルなリーディングカンパニーであり、クラウド戦略によって類似したサービスを多く提供しているためです。コミュニケーションツールの“Office 365”と“G Suite”はその代表格と言ってもよいでしょう。

今回比較するのはWeb会議システムのSkypeとハングアウトです。どちらも知らない人はいないというほど有名なWeb会議システムですが、そこにはどんな違いがあるのでしょうか?

Skype無料版とハングアウト無料版の違い

Skypeもハングアウトも無料サービスを提供しています。まずは各サービス無料版の違いをご紹介しましょう。

使用方法と使用可能なサービス

Skypeを使用するためにはMicrosoftアカウントを取得する必要があり、ハングアウトを使用するためにはGoogleアカウントを取得する必要があります。登録方法はどちらもほぼ同じであり、登録ページにアクセスしてアカウントを作成するだけです。違いはアカウントを作成し、使用できるサービスにあります。

Microsoftアカウントを作成して使用できるサービスはSkype、Outlook.com、OneDrive、Office Online(Word、Excel、PowerPoint)です。Outlook.comのストレージ容量は実質無制限であり、OneDriveでは無料で15GBのストレージが使用できます。

一方Googleアカウントを作成して使用できるサービスはハングアウト、Gmail、Googleカレンダー、Googleドライブ、Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドです。サービス全体で15GBの無料ストレージが使用可能です。

もう一つの違いはMicrosoftアカウントはWindows 10と連携し、その利便性を向上できるという点です。OneDriveとローカルファイルを連携させ、ローカルファイルに保存するのと同じようにOneDriveへファイルを保存することもできます。

通話人数と通話時間

Skypeでビデオ通話をする際は最大10人で使用でき、音声通話なら最大25人で使用可能です。これに対してハングアウトは最大25人でビデオ通話が可能であり、最大150人がインスタントメッセージでの会話に参加できます。

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ビデオ通話の最大参加人数はハングアウトの方が多いため、会議への参加人数が10人以上に場合はハングアウトを使用するのがよいでしょう。

通信品質

Skypeはパソコンやスマートフォンにクライアントアプリをインストールして使用するWeb会議システムです。そのため、無料のWeb会議システムの中では通信品質がかなり安定しており、複数人での会議でも通話が途切れることは少ないでしょう。

一方ハングアウトはブラウザ上で会議を開催するWeb会議システムですので、通信品質は会議参加者のインターネット環境に依存し、Skypeに比べると通信品質は安定しません。そのため会議が中断されることが多くなり、コミュニケーションが円滑に進まない可能性が高いでしょう。

以上がSkypeとハングアウトの違いです。機能面に大きな違いはありませんが、通信品質が違うため利用シーンを選ぶ必要があります。

Skype for Businessとハングアウト Meetの違い

有料サービスとして提供されているSkypeは正式名称をSkype for Business、ハングアウトは“ハングアウト Meet”といいます。どちらもクラウドサービスであるOffice 365とG Suiteの一部として提供されています。

Skype for Businessの特徴

Skype for Businessの特徴からご紹介すると、まず「最大250人のオンライン会議が可能」という点が魅力です。これはWeb会議システムの中でも参加可能人数がかなり多い方であり、一般的な会議では十分なスペックです。さらに上位プランになると最大10,000人に向けたライブブロードキャストを配信できるので、大規模なWebセミナーにも活用できます。

この他の特徴としては、Office 365が様々なコミュニケーションツールを含むクラウドサービスであるため、Web会議以外のシーンでもコミュニケーションを活発化させるためのツールが揃っているという点です。

たとえばビジネスメールのExchange Online、ファイル共有およびサイト作成のSharePoint Online、チームの情報共有力を高めるMicrosoft Teamsなど様々なコミュニケーションツールを使用できます。これだけならばG Suiteも類似したサービスを提供しているのですが、最大15台のデバイスにインストール可能なOfficeスイートのサブスクリプション(定期購入のライセンス)が付帯するのはOffice 365ならではのサービスでしょう。

通常、フルアプリケーションを搭載したOfficeライセンスを購入すると、1ライセンスあたり50,000円弱かかります。Office 365なら月々1,360円(Business Premiumプランの売)ですべてのOfficeアプリケーションを使用でき、かつリアルタイムに機能更新がされ常に最新の状態を維持できます。

ハングアウト Meetの特徴

ではハングアウト Meetの特徴は何でしょうか?ビデオ通話へ参加できる人数はBasicプランとBusinessプランで最大25人、Enterpriseでは最大50人となっています。Skype for Businessの最大250人と比較すると少し物足りない感があるでしょう。

サポートしているプラットフォームはAndroid端末、iOS®端末、サポートされているウェブブラウザ、ハングアウト Meet ハードウェアの4つです。これはつまり、スマートフォンやタブレットにはクライアントアプリがあるものの、パソコンでから会議を開催する際はブラウザ経由に限定されるということです。

ハングアウト無料版でも同様ですが、ブラウザ経由の通信ですと参加者のインターネット環境に依存するため通信が安定しない傾向があります。もちろんクライアントアプリをインストールしていてもインターネット環境を影響を受けるのですが、完全にブラウザ経由で通信するよりも安定します。

Skype for Businessと決定的に違う点は“ハングアウト Meet ハードウェア”を提供していることです。これは安定した通信で会議を開催できるテレビ会議システムであり、会議室にハードウェアを設置することで遠方との会議を可能にするサービスです。

ハングアウト Meet ハードウェアを購入することでハングアウト MeetによるWeb会議とテレビ会議、どちらも開催できるようになるため利用シーンの幅が増えるというメリットがあります。

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Office 365とG Suiteの料金について

Skype for Businessもハングアウト Meetも、どちらもOffice 365かG Suiteを契約することで使用できるWeb会議システムです。ただしSkype for Businessはスタンドアロンサービスとしても使用できます。

では、Office 365とG Suiteはどちらを使用する方がお得なのでしょうか?どちらも中位プランで比較してみます。

Office 365は全部で7つのプランを提供しており最もスターンダードなプランはBusiness Premiumプランです。月額料金は1ユーザーあたり1,360円になります。一方G Suiteは全部で3つのプランを提供しており、中位プランはBusinessプランになります。月額料金は1ユーザーあたり1,200円です。月額料金だけを比較するとその差はSkype for Businessが160円高くなっています。

ただし、Office 365 Business PremiumプランにはOfficeスイートを使用するためのサブスクリプションが付帯します。つまり、通常50,000円弱で購入するOfficeライセンスを、月額料金に160円上乗せするだけでフル使用できるということです。年間コストにしても1,920円、10年間で計算しても19,200円のコストで常に最新のOfficeスイートを使用できることになります。

このように、表面上の料金では比較できない部分もかなり多いので、Office 365とG Suiteの機能面やセキュリティ面、サポート面を幅広く比較した上で最適なクラウドサービスを選んでいただきたいと思います。

Skype for Businessとハングアウト Meetを比較する際は、Office 365とG Suiteも合わせて比較しましょう。

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