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テレワークPCにはSurfaceがおすすめ:Teamsの真価を引き出す

テレワークが増えた今日、従業員にテレワーク用PCの支給を考えている企業も多いことでしょう。そこで本記事ではテレワークに最適なPCとして、Microsoft社製のPC「Surface」シリーズを紹介します。本記事を読めば、テレワーク用のPCとしてなぜSurfaceが最適なのか、その理由が分かります。

テレワークPCにはSurfaceがおすすめ:Teamsの真価を引き出す

Microsoft Teams Rooms ソリューション一覧

Surfaceの特徴:手軽さと高パフォーマンスの両立

「Surface」とはMicrosoft社が2012年から提供しているPC製品です。Surfaceには、タブレット型の「Go」シリーズ、ノートPC型の「Laptop」シリーズなど、ユーザーの用途に応じた色々なバージョンがあります。Surfaceはどの製品もタッチスクリーンを標準装備しており、タブレット型の「Go」シリーズも専用のキーボードドックを接続できることから、どれもタブレットとノートPCを融合させたような特徴を共通して持っています。
また、どの製品も最新のOfficeアプリを標準搭載していることもSurface共通の特徴です。とりわけ本格的な業務用端末を欲しているとしたら、ハイエンド向けの「Pro X」以上の製品がおすすめです。

Teamsとの相性が抜群

Surfaceシリーズの特徴としては、同じくMicrosoft社から提供されているコラボレーションツールMicrosoft Teams(以下、Teams)との相性が抜群なことも挙げられます。Surfaceに搭載されている高性能なカメラやマイク、またはペンによる書き込み機能などは、Teamsの持つ利便性を最高に引き出せるように設計されているのです。
それゆえ、例えば「メインスタッフが会議室で開いているミーティングに、そのほかのスタッフがリモートで参加している」という状況でも、Surfaceを活用すれば、会議室の様子をテレワーカーにも鮮明に届けてスムーズに会議を進行できます。

心理的疲労を蓄積させない

高性能なカメラを通してリモート会議を運用できることは、従業員の心理的疲労を軽減することにも寄与します。Microsoftによる脳調査によれば、リモート会議では、脳に疲労がたまりやすいことが分かっています。
特に音声だけの会議で参加者が見えない状態では、身振りなどの非言語的情報を得られないことから、コミュニケーション時の疲労蓄積率が高くなってしまいます。リモート会議において集中力を欠きやすく、会議進行が非効率的になりがちだとしたら、まさにこうした要因が関与しているのかもしれません。Microsoftはこうした観点から、単に利便性の高さだけでなく、ユーザーのストレスや疲労の緩和も目指して「Surface+Teams」のコラボレーションを設計しているのです。

Teamsの機能を紹介

以下では、Surfaceの利用によって、特に効果が高まるTeamsの代表的な機能を2つ紹介します。

絆モード

Teamsには「絆モード」というリモート会議用の機能が搭載されています。通常、リモート会議の画面には、すべての参加者が並んで表示されています。しかし、各参加者がそれぞれの場所からアクセスするリモート会議では、参加者ごとに背景や照明がまちまちです。それゆえ、数十名の参加者の画面を一覧表示すると、統一性のなさから非常に見づらい印象になり、注意力が散漫になる恐れがあります。
これに対してTeamsの絆モードでは、各参加者をバストアップで切り取った映像を、まるで講義室内の各座席に座っているようなイメージで並べて発言者の画面に表示できます。そのため発言者は、講義室の檀上から話しているような感覚で、参加者の様子を確認しながら会議を進行することが可能です。これによってリモート会議でも参加者とのつながりを強く感じつつ、脳にかかる負担も抑えられます。

ノイズ抑制機能

Teamsにはノイズ抑制機能も搭載されています。これによって、エアコンやファンなどの、低レベルかつ永続的な環境音のほか、発言者以外の音声も抑制可能です。
このノイズ抑制機能については、使用PCのスペックにより効果の良し悪しが異なりますが、Surface製品ならば安定して高水準の効果を発揮できます。余計な雑音はリモート会議の質を落とす大きな要因になりえますが、SurfaceとTeamsのセット運用でそのリスクを大きく減らせるのです。

高性能マイク・スピーカー・カメラ

ソフト面であるTemasがどんなに優秀でも、ハードがそれに適していなくてはテレワーク環境の構築はうまくいきません。そこで続いては、テレワークにも最適なSurfaceの優れたマイク・スピーカー・カメラ機能について紹介していきます。

Dual Far-fieldスタジオマイク

surfaceに搭載されている「Dual Far-fileldスタジオマイク」は、オンライン会議中の発言者がマイクから離れたところで話しても、クリアに音声を拾える高性能マイクです。Teamsのノイズ抑制機能に加え、マイクそのものにも発言者の音声を的確に認識し、周囲のノイズを抑制する機能が標準装備されていることで、さらにクリアな状態で発言者の声を参加者に届けることができます。

Dolby Audio Premium スピーカー

surfaceの「Dolby Audio Premium スピーカー」にも振動音などの不要なノイズを除去するチューニング機能が搭載されています。このスピーカーによって参加者の手元からは、より明瞭な音声が響くことになります。つまり、Surfaceのマイクとスピーカーなら、話し手と聞き手のどちらに回っても、非常に快適なオンラインミーティング環境が整うのです。

1080pフルHDビデオ対応カメラ

Surfaceの前後には、フルHD画質のカメラが搭載されています。特にsurface Pro Xなら、Eye Contact機能が利用できます。この機能は、AIが発言者の「カメラ目線」を記憶し、発言者の眼がどこを向いていても、自動でカメラ目線に補正してくれるというものです。
例えば原稿を読みながら発言していると伏し目がちになってしまうことから、参加者によい心証を与えられない恐れがあります。しかしこのようなときでも、Eye Contact機能によって目線を自動補正してもらえば、「参加者の目を見て話している」ように見え、好印象を与えることが可能です。

ペンの利用も最適化

Surfaceシリーズは全製品がタッチスクリーンに対応しており、ペンの利用にも最適化されています。例えば、「会議室に実際に集まっているメンバーがホワイトボードを用いており、リモート参加者にはそのホワイトボードが提示されていない」という状況では、リモート参加者たちに疎外感を与えてしまい、意思疎通もしづらくなってしまいます。

このような場合は、参加者全員で画面共有や共同編集ができる「Microsoft Whiteboard」を用いることで解決できます。Microsoft Whiteboardを活用すれば、Teamsで会議を行いつつ、参加者全員がSurfaceでホワイトボードを共有し、ペンで意見を書き込めます。会議で作成されたホワイトボードはクラウド上に保管されているので、いつでもアクセス可能です。
一般に、共同で書き込みながら会議を進めると、生産性が向上すると言われています。基本的にはMicrosoft 365のアカウントを持つメンバーなら、ホワイトボードの編集を行えるので、多くの企業では特に大きなハードルもなく活用ができることでしょう。

セキュリティも万全

テレワークにおいては、各従業員の端末のセキュリティ対策も大きな課題になります。この点、SurfaceはMicrosoft 365との組み合わせによって、高いセキュリティ環境が構築されるように設計されており、初めから高いセキュリティ機能を実装しています。
また、一般にセキュリティとユーザビリティはトレードオフの関係にありますが、Surfaceはユーザーの使い勝手を損なわないような配慮も同時にされています。例えば、Surfaceでは生体認証とPINを組み合わせた多要素認証に対応しており、これによってパスワードレスかつセキュアなログインが可能です。このように多層的で非常に強固なセキュリティ対策が備わっているSurfaceを導入すれば、安心してテレワークを実施できるでしょう。

まとめ

Microsoft製のPC「Surface」シリーズは、Microsoftの提供する多くのビジネスアプリとの連携が容易で、TeamsでのWeb会議との相性も抜群なことからテレワークに最適です。携帯性を重視する人には「Go」シリーズを、本格的な作業用に高性能を求める人には「Pro」シリーズをおすすめします。

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