Microsoft TeamsとSkypeの違い

 2018.04.27  Office365編集部

Microsoft Teamsと「Skype」はどちらもMicrosoftが提供するコミュニケーションサービスです。Microsoft Teamsは「Office 365」に備わっているサービスのため、Office 365の特定プランの契約が必要です。一方Skypeは無料版のものとビジネス向けのSkype for Businessがあります。後者はOffice 365の一部として提供され、単体でも導入できます。

Office 365を導入するとMicrosoft TeamsとSkype for Businessどちらも利用できます。そのため、コミュニケーションサービスとしてどちらを利用すればよいか?と悩む方も多いでしょう。

そこで今回は、Microsoft TeamsとSkypeおよびSkype for Businessの違いについてご紹介します。

Microsoft TeamsとSkype、Skype for Businessの違い

まずは分かりやすいSkypeとSkype for Businessの特徴を説明します。どちらも同じく音声通話とビデオ通話、インスタントメッセージ(チャットメッセージ)の機能を備えており、ビジネス向けはWeb会議サービスとして位置づけられています。何が違うかというと、名称に現れる通りビジネス向け機能が備わっているか否かで違います。

無料サービスと有料サービスということで通信の安定度が違うことはもちろん、同時接続できるユーザーの数にも大きな違いがあります。最大25人での音声通話およびビデオ通話が可能なSkypeに対し、Skype for Businessは最大250人での音声通話とビデオ通話が可能です。なのでSkype for Businessならば25人以上の大規模なミーティングでも一同が会議室に集まらずにコミュニケーションが取れます。一般的なミーティング以外もWeb広義のように使うこともできます。

さらにSkype for Businessではオンラインミーティング中に関連資料を共有したり、会議内容を録音したり電話番号から会議に参加(ダイヤルイン会議)できたりとビジネス向けに様々な機能を提供しています。

Microsoft製品関連お役立ち資料

無料のSkypeをビジネスで活用するケースもありますが、多くとも従業員数が25名以下の環境でないと機能しないでしょう。

では、Microsoft Teamsとはどのようなサービスでしょうか?Microsoft Teamsは2017年3月に正式版がリリースされまだ1年程度しか経過していない新しいサービスです。その概要はOffice 365のハブとして様々なサービスを統合し、チャットベースのコミュニケーションを提供するものです。

Office 365には先述のSkype for Businessをはじめ、ビジネスメールのExchange Onlineやファイル共有のSharePoint Onlineなどいくつかのコミュニケーションサービスが提供されています。ただし、それぞれのサービスは独立しており同一インターフェースから操作することは不可能でした。

そこでMicrosoft Teamsは各サービスが提供するコミュニケーション機能をいくつか統合し、同一インターフェースから操作できるようなりました。

具体的な機能について説明するとMicrosoft Teamsはまずチームを作成し、そこにユーザーやグループを追加します。チーム作成はプロジェクト単位やコミュニティ単位など、コミュニケーションを一か所にまとめる目的によって異なるでしょう。

作成したチーム内ではメンバー同士がチャットメッセージ、音声通話やビデオ通話によってコミュニケーションが取れ、その場でファイル共有をしたり共同編集も行えます。さらにMicrosoft Plannerのプロジェクト管理機能をMicrosoft Teamsから利用したり、「Microsoft Bot Frameworkで作成したボットを活用したりと多数の機能を備えています。

何より大きな違いはMicrosoft Teamsにはツール連携機能が備わっていることです。Microsoft Teamsは様々な連携先を持っており、タスク管理のTrelloやカスタマーサポートツールのZendeskなど日頃からビジネスで使用しているツールを統合し、仕事効率を大幅に向上できます。

≪Microsoft Teamsで連携できるツールの一例≫

  • Asana(プロジェクト管理)
  • Assistant @ Zoom.ai(生産性)
  • Bing News(ニュース + 天気など)
  • Bitbucket(開発者ツール)
  • Dynamics 365(販売 + マーケティング)
  • Egnyte(生産性)
  • Emojify(ライフスタイル)
  • Google Analytics(分析)
  • GoSquared(開発者ツール)
  • Jenkins(開発者ツール)
  • Jira Cloud(プロジェクト管理)
  • KAYAK(旅行 + ナビゲーション)
  • New Relic(開発者ツール)
  • Trello(プロジェクト管理)
  • Twitter(SNS)
  • YouTube(画像 + ビデオ ギャラリー)
  • Zendesk(カスタマー サポート)
  • Zenefits(人事 + 採用)

Microsoft TeamsとSkype for Businessの価格の違い

Microsoft TeamsとSkype for BusinessはどちらもOffice 365に備わっているサービスの一つのなので基本的に料金は変わりません。ただしサービスを利用できるプランが若干が異なるのでご注意ください。

≪Microsoft Teamsが利用できるOffice 365プラン≫

  • Business Essentials
  • Business Premium
  • Enterprise E1
  • Enterprise E3
  • Enterprise E5

≪Skype for Businessが利用できるOffice 365プラン≫

  • Business Essentials
  • Business Premium
  • ProPlus
  • Enterprise E1
  • Enterprise E3
  • Enterprise E5

このようにSkype for BusinessだけはProPlusでも利用できます。ProPlusは大企業向けのOfficeライセンス中心のプランでSkype for Business以外のコミュニケーションサービスは提供されません。各プランの料金は次のようになっています。

≪Office 365各プランの料金≫

  • Business Essentials…月額540円
  • Business Premium…月額1,360円
  • ProPlus…月額1,310円
  • Enterprise E1…月額870円
  • Enterprise E3…月額2,180円
  • Enterprise E5…月額3,810円

※すべて1ユーザーあたり、年間契約時の料金です

Skype for Businessの場合はOffice 365で導入する以外のもスタンドアロンサービスとして導入できます。料金はプラン1が月額220円、プラン2が月額600円です。

Microsoft TeamsとSkype、Skype for Businessはいずれもまったく違うサービスとして捉えるのが正解です。ただし、Skype for BusinessはMicrosoft Teamsへの統合マップが公開されており、将来的に2つのサービスは1つになる可能性があります。

現在Microsoft Teamsの利用を検討していたりすでにSkype for Businessを利用しているという場合は、将来的な統合に備えて早めの段階からMicrosoft Teamsを積極的にご利用ください。 

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