グローバル企業とは?メリットや成功事例を紹介!

 2021.03.25  Microsoft 365チャネル編集部

グローバル化が叫ばれる昨今、「グローバル企業」という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。しかし、グローバル企業の定義やメリット、事例などを明確に認識している方は少ない印象です。そこで本記事では、グローバル企業とはどのようなものか、また似た概念である「多国籍企業」や「国際企業」との違いなどについて解説します。

グローバル企業とは?メリットや成功事例を紹介!

グローバル企業とは

「グローバル企業」とは、拠点となる国以外のさまざまな国々でビジネスを広げる企業のことを指します。こうした特徴柄、従業員の国籍も一国に留まらず、ビジネス展開に関してもその国の文化や慣習に合わせて行います。

なお、単に製造工場などの生産ラインを海外に設置している会社などは、グローバル企業に含まれません。拠点が異なっていても、あくまで本社と同じ商品やサービスを提供し、企業としての機能が1つに集約されていることが、特徴として挙げられます。

また、グローバル企業と似た意味で使われる言葉として、「多国籍企業」や「国際企業」があります。これらの企業は使われるシーンこそ似ていますが、それぞれ明確な違いがあります。以下では、それぞれの概要について簡単にご説明します。

多国籍企業

多国籍企業とは、2ヵ国以上の国で事業展開している企業のことを指します。主に20世紀ごろに流行ったモデルです。海外の拠点が、設立国の拠点に頼りきりになることなく、一定の決定権を持つ自立した状態であることが大きな特徴です。

多国籍企業では、各国で共通となる仕組みやガイドラインのみを定め、それ以外の内容に関しては拠点ごとの文化や慣習に合わせて変化させていきます。資源や人材などにおいても、国際的であるといえます。

国際企業

国際企業とは、海外に事業展開しているものの、決定権などの重要な機能は本社が有している企業のことを指します。基本的なビジネスの機能は設立国の拠点にあり、海外の拠点では販売や製造ラインなどの一部機能を有します。

このモデルは主に19世紀ごろに注目され、従来型の国際化モデルして知られています。グローバル企業と称している企業でも、その実態は国際企業であるケースも少なくありません。海外拠点ではあくまで一部機能しかもたない点が、グローバル企業や多国籍企業との大きな違いです。

グローバル企業で働くメリット

グローバル企業・多国籍企業・国際企業の違いを押さえたところで、続いてはグローバル企業で働く主なメリットについて見ていきましょう。

海外で働くチャンスがある

1つ目のメリットとしては、海外で働くチャンスがあることが挙げられます。拠点が世界中のあらゆる場所にあるため、転勤や出張なども世界各国に及びます。そのため、海外で働きたいと考えている方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

自己成長につながる

2つ目のメリットとしては、自己成長につながる点が挙げられます。語学スキルはもちろんのこと、異なる文化圏で仕事をする経験は、日本ではそうそう得られません。現地に身を置くことで自然と経験できたり、勉強できたりする点は、グローバル企業ならではのメリットです。

また、それらの経験から「語学+〇〇の専門知識」といった具合に、語学ともう1つのスキルを獲得することも可能です。海外での勤務経験により、実践的で市場価値の高いスキルを得られれば、今後のキャリアに大きく影響することはまず間違いないでしょう。

高給が望める

3つ目のメリットとして、高給を望める点が挙げられます。海外法人を有する企業のほとんどは大企業であるため、もともとの給料が高めの傾向にあります。また企業によっては、給与のほかに現地の家賃や光熱費を負担してくれるケースもあるため、可処分所得が上がります。このように、給与や福利厚生といった面での厚遇も期待できるのです。

グローバル企業に求められるスキル

では、実際に海外で働くにあたり、具体的にどのようなスキルが求められるのでしょうか。さまざまなスキルが挙げられますが、特に重要な点に絞って解説します。

一定レベルの語学力

グローバル展開している以上、当然ながら「語学力」が欠かせません。仮に日本で勤務する場合であっても、海外拠点との連絡などで外国語を使うケースはあり、一定の語学力が求められます。特に英語に関しては、一定以上のスキルを有しておく必要があるでしょう。ビジネス会話レベルの英語力がなければ、海外法人で働くことは難しいといえます。

柔軟な思考力

「柔軟な思考力」も求められるスキルの1つです。多くの国籍の人と働くとなれば、それぞれの国の文化や慣習を相互に理解し、柔軟に合わせていく必要があります。異文化に対する理解や、それに伴う思考力がなければ、異なる国の人々と円滑に業務を進めたり、議論したりすることは難しいでしょう。

積極性・行動力

「積極性や行動力」も重要です。グローバル企業には語学力や思考力、コミュニケーション能力などさまざまな能力が求められますが、最後にものをいうのは前向きな姿勢です。海外で働くにあたり、肉体的にも精神的にも多くの負担がかかることが予想されます。そうした中で自分の実力を発揮し、他者と協働していくためには、積極性や行動力が欠かせません。文化や言語、慣習などの違いに臆さず、進んで行動できることが大切です。

日本のグローバル企業

ここでは、日本における具体的なグローバル企業を3社ご紹介します。各企業がグローバル企業としてどのように活躍しているのか、ぜひ参考にしてください。

トヨタ自動車

最初にご紹介するのが、日本を代表する自動車メーカー「トヨタ自動車」です。愛知県豊田市に本社を置く同社は、過去に販売台数世界一となった実績もあります。長い歴史と高い品質、そして確かな実力に裏付けられたブランドが、同社のグローバル展開に成功をもたらした理由といえます。

トヨタ自動車はアメリカやイギリス、タイなどに生産の起点となるグローバル生産推進センターを設置し、盤石なグローバル展開を実現しています。また、それぞれの地域での現地雇用も積極的に行っており、人材の育成にも力を入れています。

ソニー

次にご紹介するのが、こちらも日本を代表する電子機器メーカー「ソニー」です。同社は1960年、国内電子機器メーカーとしては初の海外法人をニューヨークに設立しています。

国内では抜群の知名度を誇るソニーですが、実はソニーグループの連結売上でいえば、全体の約7割を海外が占めていることはご存知でない方も多いでしょう。そのほか、グループ社員14万人の国籍は65ヵ国にも上り、その半数以上が海外で働いています。

現地雇用はもちろん、東京本社でも積極的に外国人登用を行うなど、国籍や人種を越えた働き方を目指しています。

キヤノン

最後にご紹介するのが、日本有数の大手精密機械メーカー「キヤノン」です。同社は売上の約8割を海外が占めており、世界では海外企業と間違えられるほど、国際的な知名度を獲得しています。特に、レザープリンターにおいては確固たる地位を築き、世界シェアナンバーワンを獲得しています。

日本ではカメラメーカーとして有名で、今後も日本を代表するグローバル企業の1つとして躍進していくことでしょう。

日本TCSが企業のグローバル化を支援

日本TCS(日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ)では、日本企業のグローバル化を支援するサービスを提供しています。主にMicrosoft 365の機能を活用し、企業の業務効率化やITコスト削減を実現します。これにより、余計なコストを省きつつ、売上向上に向けて多くのリソースを割くことが可能です。

日本TCSは世界各国での導入事例があり、豊富な実績が魅力です。そのほか、包括的なデジタル化支援による実績もあります。豊富な知見をもった人材が、企業のグローバル化を手厚くサポートしてくれるので、これからグローバル展開を目指すのであれば、ぜひ活用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

グローバル企業は、昨今のグローバル化の中でよく使われる言葉ですが、多国籍企業や国際企業とは明確に違うため注意が必要です。またグローバル企業には、自己成長や語学力の向上など多くのメリットがある一方、ある程度のスキルがなければ参入自体難しいという側面もあります。グローバル企業への理解を深め、自社の成長につなげましょう。

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