ハイブリッドワークとは?メリット・デメリットや成功させるポイントを解説

 2021.12.28  Microsoft 365チャネル編集部

テレワーク・リモートワークをはじめとした働き方が注目を集める昨今ですが、それにあわせてハイブリッドワークという新しい勤務形態も、頻繁に取りざたされています。

ハイブリッドワークには魅力も課題も存在するため、まずは両方を確かめたうえで、取り入れるべきか判断したいところです。

そこで今回は、ハイブリッドワークの特徴や導入の背景などを確認したうえで、メリットとデメリット、成功させるにあたって意識したいポイントを紹介していきます。

ハイブリッドワークとは?メリット・デメリットや成功させるポイントを解説

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注目されているハイブリッドワークとは?

昨今さまざまな働き方が広がるなかで、ハイブリッドワークという新しいタイプの働き方が話題になっています。

これは従来型の出社をして仕事をするオフィスワークと、在宅でインターネット環境を通じて仕事をするテレワーク、この2つの働き方を組み合わせたものです。

通勤をしないことで、仕事やプライベートの状況などに合わせた労働スタイルも選べるようになりました。テレワークが注目された2020年以降のコロナ禍において、ハイブリッドワークも同様に目を向けられるようになった背景があります。

こういった柔軟性のあるスタイルが取り入れられたのは、従来のオフィスワークにも、比較的新しいテレワークにも、それぞれにメリットとデメリットがあるためです。

特に2020年からのコロナ禍においては、テレワークに急ぎで移行せざるを得なかった企業がほとんどで、完璧な環境整備はなかなか追いつきませんでした。結果として、状況に応じて出社もし、また状況にあわせてテレワークを実施すれば良い、という考え方が広まり、ハイブリッドワークは新しい働き方の一つとして注目されるに至ったのです。

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ハイブリッドワークのメリット

こうした柔軟性が魅力のワークスタイルには、主に以下のようなメリットがあると考えられます。

  • 自分に合った働き方を選択できる
  • 仕事のモチベーションアップにつながる
  • 社員一人ひとりに主体的な考え方が身につく

それぞれの志向や仕事の状況などに応じて働き方を選べれば、全体的な仕事のしやすさにつながります。そして仕事をしやすいと感じることが増えればモチベーションアップにつながるのも明らかでしょう。

また、ある程度自由に働き方を選択できるというのは、社員一人ひとりが主体性を持ち、責任ある行動をしていくうえで重要な役割を果たします。ハイブリッドワークによって、どんなときにどういう働き方をすべきか判断することが身につけば、決断を他人にゆだねず自分で考えることが習慣化されます。

ハイブリッドワークのデメリット・課題

多くの業界・企業から目を向けられているハイブリッドワークですが、課題として指摘されているポイントも少なくありません。

  • 急な業務に対応するのが難しい
  • 勤怠状況を把握しづらい
  • デジタル化に関する意識のギャップが生まれる

ハイブリッドワークのなかでテレワーク中の従業員は、やはりオフィスで対応する前提の業務に緊急対応しづらくなるという難点があります。また、勤怠の状況を全体的に把握しづらいのもデメリットの一つになるでしょう。ITツール導入などで解決しない限り、オフィスにいるかどうかは瞬時に把握できなくなります。

ほかにはデジタル化に関する意識やITリテラシーなどの面で、従業員によってギャップが生まれてしまう可能性もあります。多くの業務をデジタル化した場合、ITに詳しい人ならスムーズに行えますが、知識のない人にとっては業務が難しいケースもあるかもしれません。今後もIT化は避けてはとおれないものですが、どうしても苦手、という方もなかにはいるでしょう。

ハイブリッドワークを成功させるためのポイント

利便性や魅力もたくさんある一方で、課題もさまざまな面で指摘されるハイブリッドワーク。こういった新しい勤務のあり方を成功させるためには、以下に解説するようなポイントを意識することが大切です。

Power Platformを活用する

Power Platformは、Microsoftの提供するサービスで、

これら3つのサービスから構成されるクラウドサービスプラットフォームです。自動化処理やワークフロー作成、データ分析、ローコーディングのアプリケーション開発の機能を持ち、情報の共有や従業員同士の連携を高速化させます。

大手教育会社では、テレワークならではの課題として「業務の中断・終了における報告の作業負担が大きいこと」を早急に解決すべきこととして掲げていました。Power Platformではローコーディングで勤怠状況を素早く把握できるアプリケーション開発が可能となっており、ここで開発した勤怠管理アプリケーションの導入を行っています。

プログラミングの工数が少ないことにより短期間での開発が実現し、素早くコロナ禍における働き方の課題に対処することが可能になりました。そして勤怠共有アプリケーション導入により、勤怠状況を逐一報告することなく、簡単操作ですぐにテレワーク中の社員の勤怠状況が把握できるようになったのです。

スモールスタートで導入する

ハイブリッドワークに対処するための対策やツールの導入は、スモールスタートであることが望ましいでしょう。はじめは機能を必要最小限に抑えておけば開発工数を少なくできるため、素早い導入が可能です。そのうえで様子を見つつ、臨機応変に機能を追加していくのがおすすめです。

リモートワークの人と出社の人の評価を統一する

従来型の働き方の価値観に縛られてしまう風習があると、ハイブリッドワークを取り入れても、結局多くの社員は評価を気にして出社を選ばざるを得なくなってきます。就業している様子をチェックしやすい非テレワークの方が従業員を評価しやすく、一方でテレワークは就業状況がわかりづらいため評価が難しいのも事実です。

まずは、テレワークを今の時代の働き方として認識し、働き方の選択が評価に影響しない基準を設けることが重要となります。そしてテレワーク中でも状況を把握しやすくするための対策も、積極的に検討していきましょう。

社内ルールを設定する

さまざまな環境でそれぞれが仕事をしていくという性質上、社内ルールを明確に定めることも重要です。そしてそれによって情報共有がスムーズになることを目指しましょう。

しかし、ルールが多すぎると、働きやすさにつながるはずのハイブリッドワークが結局実践しづらいものになってしまいます。ストレスなく業務を行うためには、覚えやすく細かすぎないルールであることが大切です。

セキュリティ意識を高める

リモート環境での業務の効率化と情報セキュリティは切っても切り離せない問題です。ハイブリッドワークを実施すれば、ネット環境を通じて重要なデータをやり取りする機会は以前と比べて格段に増えるため、情報漏洩などのリスクは高まります。

そのため一人ひとりがセキュリティ意識を高く持てるようにマネジメントすることが大切です。オフィス以外でも安心して利用できる、セキュリティ品質の高いツールを導入することなどが重要となります。

ハイブリッドワークに進む現場業務のデジタル化について

コロナ禍の影響から、ビジネス環境の変化は以前に増してより著しいものとなっています。新しい働き方としてハイブリッドワークが実施されるようになったのも、そういった変革の一つでしょう。

しかしツール導入による業務のデジタル化を進めるには、まだまだ課題は多いと考えられます。リモートワークを取り入れたものの、なかなか業務効率が改善せず、むしろ一人ひとりの状況把握に時間を取られてしまっているという企業は少なくないでしょう。

まとめ

近年よく話題になる勤務のかたちとして、ハイブリッドワークがあります。ハイブリッドワークにはメリットも課題もさまざまあるため、取り入れる際にはあらゆるツール導入やルールの見直しなどを実践すべきでしょう。

MicrosoftのPower Platformでは、Power Appsにより迅速なアプリケーション開発が可能となっており、現場業務のデジタル化をサポートします。その他自動化やデータ分析にも対応しているため、導入をご検討の際には、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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