Microsoft 365のデータを堅牢化!「Microsoft365まるどりパック」

 2020.12.21  Microsoft 365チャネル編集部

Microsoft 365は、今や多くの企業が採用しているツールですが、データ損失のリスクが高いサービスでもあります。そこで、重視されているのが、Microsoft 365のデータを確実にアーカイブ・バックアップするソリューションです。本記事では、Barracuda(バラクーダ)が提供するソリューションを紹介します。

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Microsoft 365のデータ保護が求められる

Aberdeen Groupが2013年1月に行った、SaaSにおけるデータ損失の理由に関する調査によると、人的な操作による削除が47%、ファイルの上書きによる損失が17%とあります。総合すると、データ損失の70%がエンドユーザによる偶然または悪意のデータ削除に起因するものでした。残りの30%は、サイバー攻撃やSaaSのシャットダウンによりデータが消えてしまったなど、システムに起因するものだったとしています。

Microsoft 365などクラウドベースのサービスでは、データもクラウド上に保存されるため、データはクラウドのどこかにあるだろうと思い込みがちです。また、データを削除しても、ごみ箱に残っているはずだと考えている人も少なくありません。

Microsoft 365では、削除アイテムはごみ箱に格納しますが、保持期間は無限ではなく、例えば「OneDrive for Business」では最大93日です。そのため、Microsoft 365のデータを保護し、確実に保管するというソリューションが必要とされています。

Microsoft 365で提供するデータを残す2つのアプローチ

Microsoft 365では、データを保持する方法として、バックアップとアーカイブという2つの機能を用意しています。いずれも実稼働環境からデータをコピーし保存しますが、その目的は異なります。

バックアップソリューション

バックアップの目的は、データとそのリビジョン(更新履歴)データの保護です。バックアップされたデータは、データが損失・破損した状態からリストアするときに使用されます。各リビジョンに対応したデータが保存されているため、過去にさかのぼってデータをリストアできます。

バックアップは、データを簡単にリストアすることを重視しており、バックアップデータのインデックス化が不完全なため、データの検索は該当のリビジョン内でのみ可能です。

Microsoft 365では、「SharePoint Online」と「One Drive for Business」において、12時間ごとにバックアップを作成しています。そのデータの保存期間は14日間です。

また、データの損失や破損という緊急事態で使用するバックアップデータですが、Microsoft 365のバックアップサービスでは、Microsoftのサポートに連絡し、復元を依頼しなくてはいけません。さらに、復元できるのは、サイトコレクション全体の復元であり、単一のアイテムやドキュメントの復元はできません。

アーカイブソリューション

アーカイブの目的は、履歴データの保護です。アーカイブのビジネスにおけるニーズは、法務部や人事部などが、法的遵守やポリシー上の義務を果たすために正確な証拠を提示することにあります。よって、アーカイブではすべてのデータを、完全なインデックス付きでコピーし、不変ストレージに一定期間保存します。

Microsoft 365では、「Exchange Online Archiving」というアーカイブサービスを提供しています。「Exchange Online Archiving」では、アーカイブデータが90GBに達すると、自動拡張アーカイブに変換され、Microsoft 365に記憶領域が追加されます。追加された記憶領域内を検索したい場合、フォルダ自体を検索する方法でしか検索できないなど、操作性の課題が指摘されています。

また、デフォルト設定では、ユーザがサブフォルダ内のファイルを削除できてしまうなど、データの保持という観点でも課題が残っています。

Barracudaが提供するMicrosoft 365ソリューション

Microsoft 365のデータを、確実にバックアップ・アーカイブするソリューションとして注目を集めているのが、「Barracuda Cloud Archive Service(CAS)」と「Barracuda Cloud-to-Cloud Backup(CCB)」です。

Barracudaのソリューションでは、API連携することでバックアップを実現するため、バックアップソフトやサーバー、ストレージは不要です。

Barracuda Cloud Archive Service(CAS)

「Barracuda Cloud Archive Service(CAS)」は、企業全体のあらゆる送受信メールをアーカイブします。また、アーカイブデータは、添付ファイルの内部までインデックス化されているため、あらゆるメールを検索できるなど、Microsoft 365アーカイブサービスの検索性の問題をカバーしています。

さらに、フリーワード検索や条件検索などを組み合わせて必要なメールを素早く探し出せる他、Outlookに近いインターフェイスで、Outlookユーザには特に使いやすいサービスです。

Barracuda Cloud-to-Cloud Backup(CCB)

「Barracuda Cloud-to-Cloud Backup(CCB)」では、「SharePoint Online」「OneDrive for Business」だけでなく、「Exchange Online」や「Teams」のデータを含めて、Microsoft 365を完全にバックアップできます。すべてのバックアップデータは、保存前に重複を排除し、圧縮した上で「Barracuda Cloud Storage」に転送されるため、保存・リストアが高速です。また、自動バックアップのスケジュールを作成できるため、重要なデータだけ、一日に複数回バックアップするといった対応も可能です。

Microsoft社が提供するソリューションとの比較

Microsoftの「Exchange Online」メールボックスと「OneDrive for Business」では、アカウントが削除されると、30日後にデータが完全に削除されます。例えば、退職者のデータを残しておきたい場合は、アカウントを削除する前に、インプレースホールドを構成しておくと「Exchange Online」メールボックスの保持期間を延長できますが、一部のMicrosoft 365プランでは利用できないプレミアム機能になっています。その点、「Barracuda Cloud-to-Cloud Backup(CCB)」では、ストレージは無制限かつ保持期間も無制限です。

また、データ破損やランサムウェアなどのマルウェアによる被害が発生した場合は、被害を受ける直前の状態にリストアしたいところです。「OneDrive for Business」の場合、ドキュメントごとに複数の旧バージョンを保存しており、これら旧バージョンのいずれかにリストアできますが、現在のバージョンが削除されると、他のすべてのバージョンも削除されるなど、復元機能が限定的です。

一方、Barracudaのソリューションでは、特定の時点へ復元できるなどリストア機能を全面的にサポートしています。

まるどりパックの価格

企業では、バックアップとアーカイブの両方の機能が求められます。両方提供しているBarracudaではさらに、「Cloud-to-CloudBackup(CCB)」と「Cloud Archiving Service(BCAS)」をパッケージにした「まるどりパック」を提供しています。1ヶ月百円から数百円と安価なことから注目を集めているサービスです。

まるどりパックは3種類あり、ユーザ数により価格が決まります。

  • まるどりパック1(バックアップ:CCB): 100円(10,000名以上)~200円(1名~249名まで)
  • まるどりパック2(アーカイブ:CAS): 100円(10,000名以上)~200円(1名~249名まで)
  • まるどりパック3(CCB + CAS): 180円(0,000名以上)~360円(1名~249名まで)
    (価格は2020年12月現在のものです)

まとめ

Microsoft 365のユーザはローカル環境ではなく、クラウドという見えない場所にデータを保管するため、バックアップやアーカイブの機能には無頓着になりがちです。損失してしまってから慌てるよりも、Barracudaのソリューションを活用し、確実にデータ保護を行える環境を整えましょう。

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