Microsoft Endpoint Managerとは? 含まれるサービスとできること

 2022.05.31  Microsoft 365チャネル編集部

Microsoft Endpoint Managerとはいったいどんなサービスなのでしょうか。この記事では、Microsoft Endpoint Managerの概要や、導入した際のメリットについて触れていきます。セキュリティ対策や業務効率化のために導入を検討している人は、ぜひご覧ください。

Microsoft Endpoint Managerとは? 含まれるサービスとできること

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Microsoft Endpoint Managerとは

Microsoft Endpoint Managerとは、業務用のデバイスを一括管理する統合ソリューションです。このサービスは、クラウドを用いてデバイス管理を行うMicrosoft Intuneと、オンプレミスのシステムを管理するConfiguration Managerの両機能を内包しています。
デバイス管理とエンドポイントのセキュリティ対策をひとつの管理プラットフォーム上で行えるため、オフィスのデータ管理状況がシンプルでわかりやすくなるでしょう。基本的な機能だけでもさまざまなサービスが搭載されており、現代の働き方を手厚く支援してくれます。Microsoft製品ならではのサポート力の強さがポイントです。

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Microsoft Endpoint Managerに含まれるサービス

Microsoft Endpoint Managerは、業務で役立つさまざまなサービスに対応しています。導入後にどんなサービスを利用できるのか、代表的なものをいくつかご紹介します。

Microsoft Intune

まず紹介するMicrosoft Intuneは、モバイルデバイスとモバイルアプリを管理するクラウドサービスです。社内ネットワークと接続できるデバイスの管理や、デバイス・アプリを社内のセキュリティレベルに合致させる設定を行えます。

Configuration Manager

Configuration Managerは、ネットワークやパソコン、サーバーを管理するオンプレミスのサービスです。
Configuration Managerで展開するオンプレミスのシステムをMicrosoft 365 クラウドに接続する「共同管理」により、Microsoft Intuneと連携させ、オンプレミスとクラウドの両機能の統合管理を実現できます。

Desktop Analytics

クラウドサービスを利用したDesktop Analyticsは、数あるデバイスからデータを収集し、Windowsの更新準備に役立つ情報を提案します。デバイスを最新の状態に保ち、スムーズな稼働をサポートする機能です。

Windows Autopilot

Windows Autopilotは、新たなデバイスを使用する際に初期設定を行うサービスです。デバイスのリセットや転用もWindows Autopilotで実施可能なので、使用開始から終了までのサイクルを簡略化できます。

Azure Active Directory(Azure AD)

デバイスやユーザーなど、認証や認可を与える際に使用するのが、Azure Active Directory(Azure AD)です。安全性を確保したうえで、IDやパスワードを何度も入力する手間を省けます。

エンドポイント マネージャー管理センター

エンドポイント マネージャー管理センターとは、デバイスを管理するWebサイトです。ポリシーの作成もここで行います。

Microsoft Endpoint Managerでできること

Microsoft Endpoint Managerのサービスを使うと、具体的にどんなことができるようになるのでしょうか。業務に役立つポイントを3つピックアップしてご紹介します。

ハイブリッドワークに対応する「統合管理」

Microsoft Endpoint Managerを使って統合管理を行うと、クラウド管理の利点をさらに広げられます。各デバイスの健全性とコンプライアンスの現状を、総括的に「見える化」できるところが特長です。統合管理により、従業員全員の管理対象と管理対象外のデバイスのデータを一括で保護できるので、社内全体で統合的なセキュリティ対策を行えます。
オフィスワークとリモートワークを併用するハイブリッドワークが一般的になってきた現代において、データやノウハウが属人化した結果生じるリスクは無視できません。オフラインで従業員の一部のみが保有するデータは機器の故障や紛失で失われやすく、共有化されていなければ他の従業員が必要な時にアクセスできないため、機会損失や業務の非効率化を招きます。
また、機器の紛失、盗難にあった場合、デバイス管理が行き届いていなければ機器内のデータや業務サービスの認証情報が漏洩し、顧客の個人情報や社外秘のノウハウを盗み見られるリスクがあります。
デバイスの統合管理で遠隔操作が可能であれば、紛失時に機器内のデータやアプリを消去でき、すべてのデータはクラウド上にも保管されるためリスクを最小化できます。安全性を高め、業務そのものを円滑に進めるために、社員が自宅などの社外で仕事をする際は、エンドポイントの統合管理が必須と言えます。

セキュリティを強化する「組み込み型の保護」

Microsoft Endpoint Managerでは、組み込み型の保護を行うことで、セキュリティ面を強化できます。組み込み型保護は、さまざまな国と地域で広がりつつある新たなセキュリティ対策であり、クラウド利用における信頼性を高められます。
ネットワークのアクセス許可を制御できたり、セキュリティ侵害を防止したりすることも可能です。各デバイスを評価して、それぞれのアクセスに対して許可を出すこともできます。システムを組み込んでいるため、一般的なセキュリティ対策と比べて、安心度が高いでしょう。
インターネットとともに生活することが当然となった現在、新しいウイルスやマルウェアは日々進化しています。さらに、データの動く範囲が一気に広がったハイブリッドワーク上では、今まできちんと保護できていたと思っていた部分のセキュリティが脆弱になりがちです。
従来のセキュリティ対策では、抜け道ができてしまうこともよくあります。重要な社内データを徹底的に守るためにも、より信頼できる組み込み型保護が利用できる点は、大きなメリットです。

迅速に導入できる「幅広い拡張性」

Microsoft Endpoint Managerは、拡張性の幅広さも特筆すべきポイントです。デバイスそのものを一元的に管理するシステム・モバイルデバイス管理(MDM)と、アプリを管理するシステム・モバイルアプリケーション管理(MAM)を使い、デバイスとアプリの両方を一括で管理できます。
また、デバイスをユーザーの自宅に直送もできるため、遠地に住むなどの事情で出社できない従業員でも、迅速に社外で業務を始められます。
面倒なソフトウェア更新プロセスもシンプルな操作で完了でき、収集したデータを分析して、ウイルスに感染していたりセキュリティ対策が欠けていたりするといった危険なデバイスを発見・特定することも難しくありません。これにより、重大なアクシデントが起こらないよう、しっかりと準備・対策ができるということです。
このように、円滑に導入を済ませ、それ以降の細かな手続きも進められるところは、Microsoft Endpoint Managerの魅力でもあります。

まとめ

Microsoft Endpoint Managerを利用すると、デバイスの統合管理や組み込み型の保護によるセキュリティの強化、拡張性の幅広さなど、多くのメリットがあります。またこれらの機能を活用するには、Hybrid Workforce Allianceへ参加することで、さまざまな支援が得られます。

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