OneDrive for businessとは?ビジネスに活用できるOneDrive

 2018.07.02  Microsoft 365チャネル編集部

世界のクラウドストレージ市場は2017年段階で307億ドル、日本円にして約3兆3,700億円です。この数値を発表※1したのは、米国の調査事業およびコンサルティング事業を展開する「MarketsandMarkets」であり、同社は2022年にはさらにこの約3倍の889億ドルに達すると予測しています。

国内でも市場成長は堅調であり、皆さんも何かしらのクラウドストレージを利用している、あるいは利用したことがあるでしょう。今回ご紹介するのはマイクロソフトが提供するOneDrive for  Businessというクラウドストレージについてです。

Office 365の一部として提供されているこのサービスは、一般消費者向けのクラウドストレージOneDriveと何が違うのでしょうか?

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OneDriveはどんなサービスか?

OneDrive for Businessがどんなサービスかを説明するにあたって、まずはOneDriveの概要についてご紹介します。

OneDriveは前述のように一般消費者向けのクラウドストレージであり、2008年にサービスがスタートしました。ユーザーはMicrosoftアカウントを作成することで、5GBのストレージ容量無償で利用でき、クラウド上でのファイル保存が可能になります。

「もっと大容量にOneDriveを使いたい」というユーザーは、月額249円で50GBのストレージ容量を手に入れるか、月額1,274円でOffice 365 Soloというサービスを契約して1TBのストレージ容量を手に入れるか、どちらかを選択できます。もっともOffice 365 Soloを契約すればOfficeライセンスや60分の無料Skype通話などが付帯しますので、1TBのストレージ容量以上の利点があります。

そんなOneDriveの特徴はというとWindows OSやOfficeと統合される機能を持っていることです。Windows端末を使用している方の中には、OneDriveがプレインストールされているという端末が多いのではないでしょうか。OneDriveがインストールされていることで、エクスプローラーからOneDriveを利用したり、Mac端末ではFinderからの利用もできます。シェル統合を行うことで双方間の同期も可能です。

さらにOfficeドキュメントをアップロードするとOffice Onlineを使用してオンラインでの閲覧や編集を行うことも可能です。もちろんOneDriveがインストールされていなくても、ブラウザから利用できます。

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以上が一般消費者向けのクラウドストレージ、OneDriveの概要です。他のクラウドストレージに比べてWindows端末やOfficeとの親和性が高く、Windows製品を使用しているユーザーにとって大変点の多いサービスです。

では、OneDrive for Businessとはどんなサービスか?

OneDriveで提供されている機能は利便性が高く、ビジネスでも活用できるものです。しかし、企業でこれを利用するとなると管理者が意図しない形で情報を共有されてしまったり、ユーザーが利用しているサービスが無断で中断されてしまったりなど、様々なリスクが考えられます。そこでOneDriveをビジネスでも活用可能にするために、管理者がサービスの中央からきちんと管理できるようにする仕組みを持つのがOneDrive for Businessです。

ビジネス向けのOneDrive for Businessは一般消費者向けのOneDriveと違って、有償で契約します。なぜビジネス向けと一般消費者向けのサービスでは料金体系に違うが出るのか?という疑問に関しては「【2017年版】一般消費者向けクラウドと組織向けクラウドの本質的な違い【10/21 更新」が解消してくれるでしょう。

では、OneDrive for Businessはどういった機能を備えているのか?Office 365を契約して利用する場合を想定してご紹介します。

まずOneDrive for Businessの個人用ストレージはSharePoint Onlineというポータル内に存在します。SharePoint Onlineはファイル共有やポータルサイト作成を行うためのサービスです。オンプレミスのSharePoint 2016の場合もOneDrive for Businessによって個人用ストレージが付与されます。

SharePoint Online」について詳しくご覧ください!

OneDrive for Businessの基本操作はOneDriveとほとんど変わりませんが、99.9%の稼働率を保証するサービスレベル契約(SLA)が付いていることや、Office ファイルのクイックプレビューやバージョン履歴の保持、チェックイン/チェックアウト、ワークフロー連携や、管理者による機能制限やポリシーの適用といった、企業で利用するにあたって信頼性と高度な管理機能を提供します。

ちなみにOneDrive for Businessは単体サービスとして導入するためのプランも備わっており、プラン1とプラン2で提供する管理機能が異なります。

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Office 365とOneDrive for Businessの違い

いかがでしょうか?OneDrive for Businessを利用することで、OneDriveの利便性はそのままに企業にとって欠かせない高度な管理機能を活用し、セキュリティレベルを維持できます。ここで疑問に思った方も多いかもしれないので、Office 365とOneDrive for Businessの違いについてご紹介します。

Office 365はマイクロソフトが提供するクラウド型のグループウェアおよびコラボレーションツールです。組織やチームのコミュニケーションを促進するために、Exchange OnlineSharePoint OnlineSkype for Businessといった様々なサービスを包括的に提供しています。OneDrive for BusinessはそうしたOffice 365を構成するサービスの一部です。

さらにOffice 365ではこうしたサービスを提供すると共にOfficeライセンスも提供しています。Officeライセンスが付帯するプランを契約すれば、パソコン5台、スマートフォン5台、タブレット5台と最大15台の端末にすべてのOfficeアプリケーションをインストールできるライセンスが付与されます。

Officeライセンスコストを削減したり管理を簡易化したり、組織やチームのコミュニケーションを促進する、それがOffice 365です。OneDrive for Businessの利用を検討する際は、Office 365も視野に入れておくとより最適なクラウドサービス環境を整えられるでしょう。

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