ここまでできるデータ視覚化!Power BIとは?

 2019.06.14  Microsoft 365チャネル編集部

ビジネスにおける「データ可視化」や「データ分析」の重要性は、依然として高まり続けています。しかしながら、日本企業のデータ利活用状況は「既に積極的に活用している」または「ある程度活用している」という企業を合計してみても、他国と比較して低い水準を維持したままであるということが、総務省の調査から分かっています。

データ利活用が他国に比べて遅れを取っているということは、「データ分析ツールを活用していない」ということと同義です。海外企業の多くは必ずデータサイエンティストを雇用しているというわけではなく、データ利活用を促進するためのツールを活用しています。

IT利活用に関しても海外企業の方が先進的なので、必然的にデータ分析ツールを活用している企業も多く、データ利活用が進んでいるということです。では、日本企業が海外企業と同じようにデータ利活用を促進するにはどうすればよいのか?その答えの1つが「Microsoft Power BI(マイクロソフト・パワー・ビーアイ)」です。

データ分析ツールとしてMicrosoft Power BIを耳にしたことがある方は多いかと思います。しかし、データ分析ツールというだけで「扱いが難しそう…」と敬遠してしまってはいませんか?

本稿では、そんなMicrosoft Power BIは一体どのようなデータ分析ツールなのか?本当に扱いが難しいのか?といった疑問を解消していきます。

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Microsoft Power BIってなに?

Microsoft Power BIは「セルフサービスBI」という製品カテゴリに分類されるデータ分析ツールです。そもそもBIとはなにか?それは「Business Intelligence(ビジネス・インテリジェンス)」の略であり、企業に日々蓄積される様々なデータを分析して、その結果をあらゆるビジネスシーンに活用するためのツールです。

簡単に説明すれば、収集したデータをBIに入れることでデータ分析を自動的に行い、レポートの出力やダッシュボード(必要な情報が集まる画面)への情報表示をすることで、ビジネス上での意思決定を促してくれる製品となります。

そうしたBIの中で特に注目されているのが「セルフサービスBI」であり、理由は「データサイエンティストでなくても最低限の知識と技術で高度なデータ分析に取り組めること」にあります。そして、「ユーザー自らデータの可視化・分析を行い、それをビジネスに活かせる」というのも非常に重要なポイントです。

従来のデータの可視化・分析といえば、IT部門やベンダーに依頼し、必要なデータを提供してから欲しい情報を返してもらうというプロセスを挟みます。しかしそれでは、必要な情報をタイムリーに取得することはできず、意思決定の迅速性は削がれてしまいます。

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一方、セルフサービスBIを利用している環境では、情報を必要としているユーザーが自分自身でBIにデータを取り込み、可視化・分析を実行することで必要な情報をすぐに入手できます。

このセルフサービスBIを、マイクロソフトが開発・提供している製品がMicrosoft Power BIとなります。ちなみにMicrosoft Power BIはクラウドサービスとして提供されているので、サーバーやパソコンにインストールする必要はなく、ブラウザ経由で利用することができます。

Microsoft Power BIの構成と、機能としてできること

Microsoft Power BIは基本として3つのアプリケーション及びサービスから構成されています。それが「Microsoft Power BI Desktop」「Microsoft Power BI Service」「Microsoft Power BIモバイル」です。

Microsoft Power BI Desktop

各種データソースを抽出・変換・結合して、さらにレポートの設計を行うためのデスクトップ専用アプリケーション

Microsoft Power BI Service

レポートを共有するためのクラウド基盤、及びブラウザ上でデータ分析を行うためのサービス

Microsoft Power BIモバイル

どこにいてもMicrosoft Power BIからデータの可視化・分析を行って洞察を得るためのモバイル専用アプリケーション

これらのアプリケーション及びサービスから構成されているMicrosoft Power BIは、どんなことができるのでしょうか?

Microsoft Power BIでできること

  • 各種データの抽出・変換・結合といった一連の処理の作成と実行
  • 視覚化された分かりやすいレポートを簡単に作成する
  • 作成したレポートを組織内のメンバーやクライアントと共有する
  • 作成されたレポートを定期的かつ自動的に更新する
  • これらの機能を「ノンプログラミング」で実現する

Microsoft Power BIは最後の「ノンプログラミング」というのがキーポイントです。要するに、プログラミングを必要とせず、普段使用しているアプリケーションを操作する感覚でデータ分析が行えるということになります。

たとえばExcel関数を使ってグラフ等を作成する際は、使用する関数を決めてセルの範囲を指定するだけでいろいろな作業が行えます。普段意識することはなくとも、それは関数を使用するための「まとまったプログラム」が使われているからであり、これも一種のノンプログラミングです。

Microsoft Power BIでもExcel関数と同じように、使いたい機能を決めてデータの範囲や種類などを指定するだけで、データの分析・可視化をノンプログラミングで行えるのです。

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Microsoft Power BI無料版はどこまでできる?

実は、Microsoft Power BIは無料版が提供しているため、小さい範囲でのデータ分析やお試しとして活用することができます。もちろん、限定された範囲内であれば無料版をずっと使い続けることも可能です。

有料版と何が違うのかというと、実は大きな機能差はありません。ただし、無料版では組織内の他のメンバーやクライアントとレポートを共有することはできず、完全に個人用途なのがMicrosoft Power BIの無料版です。また、アップロードしたデータを自動的に更新する機能についても有料版と同じなので、データの分析・可視化や情報活用が自分1人で完結するようならば、無料版で十分効果を発揮します。

反対に、Microsoft Power BIで作成したレポートを組織内のメンバーやクライアントと共有したかったり、より高度なデータの可視化・分析を実行したりするのであれば、有料版から検討することをおすすめします。有料版は2つのプランで提供されており、ニーズに応じたプランを選択できます。

まだデータの可視化・分析に取り組んでいないという方は、この機会にMicrosoft Power BIの無料版から利用してみはいかがでしょうか?

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