Windows 10をセーフモードで起動するには?

 2021.01.26  Microsoft 365チャネル編集部

Windows OSを搭載しているパソコンには“セーフモード”と呼ばれる機能が搭載されています。これは、使用するファイルとドライバーを制限して基本的な状態でパソコンを起動するものであり、セーフモードで問題が発生ない場合は、既定の設定と基本的なドライバーによって問題が起きているわけではない、ということを意味します。要するにパソコンに問題が起きた際にセールモードで起動すると、その原因を絞り込んだり、問題のトラブルシューティングを実行できたりする機能です。

本稿では、Windows OS搭載パソコンをセーフモードで起動するための手順について紹介しています。最近パソコンの調子が悪い、動作がかなり遅くなったという場合は、原因特定と問題解消のためのぜひ使用してみてください。

New Call-to-action

セーフモードを起動する

それではさっそく、Windows OS搭載パソコンをセーフモードで起動する手順を紹介します。

  1. タスクバーの左部にあるWindowsボタンをクリックしてスタートメニューを開き、[設定(歯車マーク)]をクリックします。
  2. [更新とセキュリティー]をクリックし、画面左のメニュー一覧から[回復]をクリックしましょう。
  3. [PCの起動をカスタマイズする]項目にある[今すぐ再起動]をクリックします。
  4. オプション選択画面に遷移するので、[トラブルシューティング]をクリックし、さらに[詳細オプション]をクリックします。
  5. 次に[その他の修復オプション]をクリックし、[スタートアップ設定]をクリックして[再起動]をクリックします。
  6. 再起動が実行された後に「スタートアップ設定」 が表示されるので、[セーフモードを有効にする]を選択します。以上の手順でsafeモードの起動は完了です。画面の四隅にセーフモードと表示されていることを確認しましょう。

この他セーフモードで起動する方法

上記の手順以外にもセーフモードでパソコンを起動する方法があります。

<ファイルを指定して実行から起動する>

Windows OS搭載パソコンでは、シャットダウンや再起動を、コマンドを使って実行できます。これを利用してセーフモードで再起動することが可能です。

  1. Windowsボタン+Rキーを同時に押下して[ファイル名を指定して実行]を開きます。
  2. [名前]の欄に「shutdown/r/o/t 0」を入力して[OK]をクリックします。

これ以降の手順は前述した手順と同じようになります。

【新しいOffice編】Office365導入のススメ
コンプライアンスを達成するための4つのステップ

<msconfigを使用して起動する>

もう1つの方法はmsconfig(システム校正)を使用します。これは、スタートアップの障害の際に使用できる機能であり、Windows OSには標準機能として搭載されています。

  1. Windowsボタン+Rキーを同時に押下して[ファイル名を指定して実行]を開きます。
  2. [名前]欄に「msconfig」と入力して[OK]をクリックします。
  3. [システム構成]が起動するため、[ブート]タブを開き[セーフブート]にチェックを入れて[OK]をクリックします。
  4. 確認メッセージが表示されるので[再起動]をクリックすると、再起動後にセーフモードが起動します。

セーフモードを解除する

セーフモードでパソコンを起動して問題のトラブルシューティングが完了したら、セーフモードを解除して通常通りパソコンを起動する必要があります。簡単な方法はシャットダウンや再起動を行うことです。自動的にセーフモードが解除された、通常モードでの起動に切り替わります。

ただし、この方法でセーフモードを解除できるのは、設定からセーフモードを起動した場合と、シャットダウンコマンドを使用して場合にのみです。msconfigを使用してセーフモードを起動した場合は、再度msconfigから通常モードに切り替える必要があります。

  1. Windowsボタン+Rキーを同時に押下しながら[ファイル名を指定して実行]を開きます。
  2. [名前]欄に「msconfig」と入力して[OK]をクリックします。
  3. [システム構成]が起動するため[ブート]タブを開き、セーフブートのチェックを外して[OK]をクリックします。
  4. 確認メッセージが表示されるので、[再起動]をクリックします。

これでパソコンが通常モードで起動されます。パソコンを再起動した後は、通常モードで起動されているかをしっかりと確認しましょう。

セーフモード起動前の注意点

パソコンに問題が発生し、起動しなくなったりうまく動作しなくなったりした場合には、セーフモードでパソコンを起動して診断やメンテナンスを行うのが有効的です。ただし、Windows 10でセーフモードを起動する場合は次の点に注意してください。

  • Windows 10はWindows 7とセーフモードの起動手順が違う
  • マウスやキーボードの周辺機器が機能しない場合がある
  • メーカーによって回復環境の起動方法などが準備されている場合がある
  • システム修復ディスクやインストールDVDからは起動できない
  • 起動時にF8キー等を押す方法では起動が難しい

Windows 7、Windows 8&8.1でセーフモードを起動する手順

Windows 7およびWindows 8&8.1のセーフモード起動手順は、Windows 10の手順と異なります。最後に、これらのOSでのセーフモード起動手順について紹介しますので、Windows 7またはWindows 8&8.1を使用している方は下記の手順を参考にしてください。

<Windows 7>

パソコンを使用している場合は電源を切るか再起動をして、パソコンを再度起動します。パソコンを起動してからすぐにF8キーやF5キーなどを断続的に押下しましょう。すると[詳細ブートオプション]が表示さます。ただし、メーカーによってどのFキーを押せばよいかが違うので、事前に確認しておきます。

[詳細ブートオプション]画面が表示されたら矢印キーを使用して[セーフモード]を選択し、[Enterキー]を押下します。[Windowsファイルの読み込み中]と表示されるのでしばらく待機し、ユーザーを選択する画面が表示されたら使用中のユーザーアカウントを選択します。ユーザーアカウントにパスワードを設定している場合は、パスワードを入力して[Enterキー]を押下します。

画面四隅にセーフモードと表示されていれば、セーフモードの起動は完了です。

<Windows 8&8.1>

画面右上隅にマウスポインターを合わせて、表示されたチャームから[設定]を選択します。[設定]が表示されるので[電源] を選択し、Shiftキーを押下しながら[再起動]をクリックします。[トラブルシューティング]画面が表示されるので、[詳細オプション]を選択しましょう。

さらに[スタートアップ設定]をクリックし、右下の[再起動]をクリックします。再起動後、オプションを選択する画面が表示されるので、4キーまたはF4キーを押下します。ユーザーアカウントにパスワードを設定している場合はパスワードを入力して進みます。画面の四隅にセーフモードと表示されていれば、セーフモードでの起動は完了です。

新しいWindows/Officeへ移行する理由がわかる本

RECENT POST「運用管理」の最新記事


運用管理

SLO(ソフトウェアライセンス最適化)とは? 重要性・ソリューション

運用管理

Microsoft 365の運用管理を楽にする方法とは? 課題とポイントを徹底解説

運用管理

MAツールがインサイドセールスにもたらす効果とは? 機能や注意点も解説

運用管理

運用管理ツールとは?IT資産管理や生産性向上まで機能を解説

FAVORITE POST「Microsoft製品」の人気記事


Windows 10をセーフモードで起動するには?
できる Microsoft 365 管理編
ブログ購読のお申込み
デジタルトランスフォーメーション チャンネル
クラウド実践チャンネル
BizApp チャンネル

関連サイト

サイト掲載へのお問い合わせ