Windows10の種類とエディションの違いについて

 2017.12.07  Office365編集部

ビジネスとして利用できるWindows 10のエディションは、Home、Pro、Enterpriseの3つです。これらのエディションはそれぞれに搭載する機能が違って、かつ価格も異なります。今回は、これらWindows 10の各エディションの違いを紹介していきたいと思います。

Windows 10各エディションの比較表

まずは、Windows 10 Home、Pro、Enterpriseの機能比較表をご覧ください。

≪Windows 10 3つのエディション機能比較≫

 

Windows 10 Home

Windows 10 Pro

Windows 10 Enterprise

Windows 10の一般的な機能

Continuum for Phones

Cortana

 

Windows Ink

 

スタートメニューとライブタイル

タブレットモード

音声、ペン、タッチ、ジェスチャ

Microsoft Edge

管理と展開

グループポリシー

 

モバイルデバイス管理

ビジネス向けWindowsストア

 

Assigned Access

 

動的プロビジョニング

 

Windows Update

Windows Update for Business

 

共有PC構成

 

Take a Test(テスト受験)

 

DirectAccess

 

 

AppLocker

 

 

管理されたユーザーエクスペリエンス

 

 

Microsoft Application Virtualization (App-V)

 

 

Microsoft User Environment Virtualization (UE-V)

 

 

セキュリティ

Windows Hello

Windows Helloコンパニオンデバイス

Windows Information Protection

 

デバイス暗号化

BitLocker

 

トラストブート

Windowsデバイス正常性構成証明サービス

Credential Guard14

 

 

Device Guard

 

 

ビジネス向け機能

ドメイン参加

 

クラウドでホストされているアプリにシングルサインオンできるAzure Active Directoryドメイン参加

 

エンタープライズモードInternet Explorer(EMIE)

 

リモートデスクトップ

 

クライアントHyper-V

 

Windows To Go

 

 

BranchCache

 

 

ご覧の通り、各エディションの位置づけはHomeが一般ユーザー向け、Proがビジネスユーザーやスモール・ミディアムビジネス向け、Enterpriseが中堅・大企業あるいはIT投資を積極的に行っている企業向けのエディションだと言えます。

続いて価格比較表をご覧ください。

≪Windows 10 3つのエディション価格比較≫

ディション

Windows 10 Home

Windows 10 Pro

Windows 10 Enterprise

価格

19,008円

27,864円

18,468円※

価格差

±0円

+8,856円

-540円

※「Microsoft Licens Adviser」で算出された金額を参照

気になるのはEnterpriseの価格です。本来ならばProよりも高価になりそうな所ですが、むしろ最低価格で提供されています。これは、Enterpriseがアシュアランス契約によってのみ導入できるエディションであることに起因しています。

Enterpriseはライセンス購入と同時に、適切なツール導入やトレーニングといったサポートを契約するので、最も低価格で導入できるというわけです。

ちなみにEnterpriseは月額課金制(サブスクリプションモデル)でも契約でき、その場合は1ユーザーあたり月額760円~利用できます。

それぞれの機能ついて紹介

先の機能比較表にある多数の機能を、一覧で紹介していきます。

≪Windows 10の機能詳細≫

管理と展開

グループポリシー

複数のデバイスにグループポリシーを適用し、一括制御できます

モバイルデバイス管理

Windows Phone、iPhone、iPad、Androidなど様々なモバイルデバイスを一括管理し、セキュリティ保護を施します

ビジネス向けWindowsストア

組織のプライベートストアを作成して、アプリの設定・配布・作成を管理します

Assigned Access

単一アプリの実行のみを許可できます

動的プロビジョニング

少ない工数でデバイスの設定変更を行い、組織全体のデバイスを最適化します

Windows Update

Windows 10の重要な更新プログラムをインストールします

Windows Update for Business

Windows Updateに直接接続するクライアントに対して最大8カ月のアップグレードを延期させることができます

共有PC構成

共有環境を簡単に設定できます

Take a Test(テスト受験)

標準ユーザーアカウントに対して、テスト受験用のWebアドレスを作成します

DirectAccess

リモートアクセス環境を簡単に整備できます

AppLocker

ファイルの固有 ID に基づいてアプリケーションの実行を許可または拒否するルールを作成したり、アプリケーションを実行できるユーザーやグループを指定できます

管理されたユーザーエクスペリエンス

デバイスに追加のセキュリティ レイヤーを実装し、業務デバイスとして想定される範囲にエクスペリエンスを限定します

Microsoft Application Virtualization (App-V)

アプリケーションの実行環境を仮想化し、クライアントOSから分離する機能です

Microsoft User Environment Virtualization (UE-V)

ユーザーのアプリケーション設定と Windows オペレーティング システム設定をキャプチャし、一元管理します

セキュリティ

Windows Hello

指紋または顔認証を使用して、Windows 10に素早くアクセスします

Windows Helloコンパニオンデバイス

ユーザー認証のエクスペリエンスを強化するために、Windows 10 のデスクトップと組み合わせて使用できるデバイスです

Windows Information Protection

データの誤送信などを防ぎ、セキュリティを維持します

デバイス暗号化

WindowdsのOSボリュームを暗号化してセキュリティを維持します

BitLocker

ハードディスクやSSD、USBメモリ、リムーバブルハードディスクなどの内容を暗号化してセキュリティを確保する機能です

トラストブート

Microsoft ドライバーと、Microsoft 以外のドライバーのマルウェア対策を施します

Windowsデバイス正常性構成証明サービス

ハードウェアに自分の組織のセキュリティ レベルを上げるにできるように企業が監視され、最小限でのセキュリティまたは運用コストを損なうことがなく証明されます

Credential Guard14

仮想化ベースのセキュリティを使って、特権を持つシステム ソフトウェアのみがアクセスできるようにシークレットを分離します

Device Guard

企業に関連するハードウェアとソフトウェアのセキュリティ機能の組み合わせです

ビジネス向け機能

ドメイン参加

クライアントをActive Directoryのドメインに参加させます

クラウドでホストされているアプリにシングルサインオンできるAzure Active Directoryドメイン参加

クライアントを Azure Active Directoryのドメインに参加させます

エンタープライズモードInternet Explorer(EMIE)

レガシーWebアプリをサポートし、同時 Microsoft Edgeの高度なセキュリティを実現します

リモートデスクトップ

Windows を実行しているコンピューターから、同じネットワークまたはインターネットに接続されている Windows を実行する別のコンピューターに接続できます

クライアントHyper-V

クライアント単位でOSを仮想化できます

Windows To Go

USBドライブ内に準備しておいたWindowsのインストールイメージを使って、Windows対応のPCやタブレットを起動できます

BranchCache

離れた場所にあるサーバーのコンテンツにアクセスするブランチ オフィスの作業者を対象に、WAN リンクの使用量を減らし、アプリケーションの応答性を向上させます

 

まとめ

Windows 10は、ユーザー数が多いからといって必ずしもEnterpriseが最適、というわけではありません。最適なのは、自社の環境に合わせたエディションを選択し、機能を可能な限りシンプルにすることです。今回紹介した機能比較表や機能詳細を参考に、自社にとって最適なエディションを選択してください。

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